2014年10月6日の東京株式市場は大幅に続伸しました。
終値は先週末比182円30銭(1.16%)高の1万5890円95銭でした。
先週末に発表された米国雇用統計が市場予想を
大幅に上回ったことで、米国の市場が一斉に上昇、
為替相場では1ドル=109円の落ち着いた動きを見せたことを受け、
日経も朝方から買いが先行しました。
先週は大きな下落を経験し、500円以上下げる場面もあるなど
市場環境としては節目で、反発狙いが広がる状況でもありました。
上げ幅を拡大していき
後場には250円超高い1万5900円台後半まで
上昇する場面もありましたが、上値付近では、
利益確定と戻り待ちの売りが膨らみ
引けにかけては上げ幅を縮小させました。
東証1部の売買代金が1兆9845億円(速報ベース)で、
1週間ぶりに2兆円の大台を下回ることで、
取引量を伴ってない上昇で、
どれだけの力が継続的に発揮できるか、不安材料にはなりますが、
投資家が節目買いをいれ、先高観を強めていることには
まちがいありません。
東証1部の売買代金は概算で1兆9845億円、
売買高は20億26万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は全体の85%にあたる1571、
値下がり銘柄数は194、変わらずは65でした。
全33業種のうち、鉱業を除く32業種が上昇する全面高の相場です。
■各市場の動き
日経:15,890.95 +182.30 6日
NYダウ(ドル) 17,009.69 +208.64 3日
ドル/円:109.50 – .55 +0.75円安 6日