2014年10月8日の東京株式市場は大幅に続落しました。
終値は前日比187円85銭(1.19%)安の1万5595円98銭でした。
2日の大幅な続落でリスクを回避する動きが加速しています。
7日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が続落、
下げ幅は272ドルに達しました。
東京市場は、NY株式市場の大幅下落の流れを引き継ぎ、
幅広い銘柄で売りが優勢スタートしました。
日経平均株価は、始値15,574円と前日終値15,783円から
209円安くスタートしましたが、
大きく値を戻すことなく、またそれ以上割り込む暴落も演出せずに、
-187円で取引を終了しました。
昨日のメールマガジンでは、もうちょっと調整する可能性がありますと
記述しましたが、一旦はその動きになっています。
後は支えになることが期待される今の安値レベルを
さらに切り下げ、深めの調整に入るかが確認ポイントです。
ロスカットポイントになったものはしっかり切っておきましょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆1732億円、
売買高は22億9255万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1437、値上がりは326、
変わらずは67でした。
テクニカル的には75日まで大きく売り込まれたが、
心理的な節目となる1万5500円の目前に下げ止まりました。
一目では、遅行線が株価のところに沈んでしまい、
三役好転のサインが消えました。
やはり上雲の上のへんまでは調整してくる
可能性がありますが、明日は自立反発を一回期待しても
いいタイミングに来ています。
■各市場の動き
日経:15,595.98 -187.85 8日
NYダウ(ドル): 16,719.39 -272.52 7日
ドル/円:108.06 – .12 -0.44円高 8日