2014年11月13日の東京株式市場は大幅に続伸しました。
終値は前日比195円74銭(1.14%)高の1万7392円79銭でした。
これこそ強いトレンドが発生している時の状況です。
上げ幅を拡大しながらも力強さはまします。
7年ぶりの高値更新は続いています。
連日の高値更新で市場には先高観が強くなっています。
前日の米国市場は前日同様、方向感のない展開になりました。
NYダウ平均が2.70ドル安の17,612.20ドルで取引を終えたことを受け、
日本市場は小高い動きで前場を終えました。
しかし、消費税の再増税に関して
先送りのシナリオが固まってきたとの流れが強くなり、
景気を支える要因として解釈され
後場では上げ幅を拡大しました。
連日の上昇で過熱感が懸念されながらも
下げてくる気配を見せない強い相場です。
しまった、買っとけばよかったといつも相場が上げた後に
後悔するよりは、トレンド発生可能性がある時期から仕込みをする
スキルをみにつける必要があります。
東証1部の売買代金は概算で2兆5665億円で、
連日2兆円を上回っています。
売買高は24億6788万株で、東証1部の値上がり銘柄数は1297と、
全体の7割強を占め、
値下がりは433、変わらずは103銘柄でした。
テクニカル的には終値では上昇したものの
チャートの形は下降になって、一抹の不安を残す形になりました。
しかし、下値が持ち合い期間中の上値で支えられることが
確認されることから考えると、
上昇トレンド中のプロセスだと判断できます。
懸念事項は現実味を増してきたという消費増税先送りが
実現されなかった場合の反動ですね。
■各市場の動き
日経:17,392.79 +195.74 13日
NYダウ(ドル) :17,612.20 -2.70 12日
ドル/円:115.73 – .76 +0.47円安 13日