2014年12月11日の東京株式市場は大幅に続落しました。
終値は前日比155円18銭(0.89%)安の1万7257円40銭でした。
欧米市場の軟調につられて、大きく下げて始まりましたが、
押し目買いに支えられ、陽線で引けました。
欧米市場は軒並み下落。
ロンドン株式市場はFT100種平均株価指数が
前日終値比29.43ポイント(0.45%)安の6500.04で引けました。
米国株式市場も主要3指数すべてが下落。
NYダウ30種は268.05ドル(1.51%)安の1万7533.15、
ナスダック総合指数は82.44ポイント(1.73%)安の4684.03、
S&P総合500種は33.68ポイント(1.64%)安の2026.14で
取引を終えました。
日経は軟調な欧米市場の動きと117円台まで進んだ
円高の動きを受けて、大きく下げてからスタートしました。
1万7,000円台に近づいてくると、
下値では買いが入り下げ幅を縮小してきました。
しかし、米国株式市場は天井から調整の形で
この先の見通しがつかず、買いづらい状況であるため
押し目買いによる戻りも鈍い動きで終わりました。
今後の見通しは、米国株式市場が現在の調整する動きを
クリスマスシーズンに入るまで続ける場合は
日本もすぐ上昇基調に戻す雰囲気にはなりにくいことでしょう。
今週末までは一旦調整をするとして、
次反発して1万8,000円を突破できず、ダブルトップの形で
下げてくる可能性もある形ですが、
年末年始は伝統的に上昇しやすいアノマリーから
考えると、その壁を突破して上離れをみせて欲しい相場です。
■各市場の動き
日経:17,257.40 -155.18 11日
NYダウ(ドル) :17,533.15 -268.05 10日
ドル/円:117.95 – .98 -1.13円高 11日