2015年1月14日の東京株式市場は大幅に続落しました。
終値は前日比291円75銭(1.71%)安い1万6795円96銭でした。
原油安による米国株の続落を引き継ぎ、大幅な下落になり、
1万7,000円代を割り込みました。
13日の米株式相場は3日続落、
ダウ工業株30種平均は前日比27ドル16セント(0.2%)安の1万7613ドル68セント、
ナスダック総合株価指数も3日続落し、3.209ポイント(0.1%)安の4661.497でひけました。
一服したと思っていた原油先物相場の下落基調が再び続き、
投資家心理が冷え込んだ結果、エネルギーや素材銘柄を中心に下落し、
相場の下落をリードしました。
米国の動きを引き継ぎ、日経も朝方から売りが先行しました。
午後に入ると下げ幅を拡大、 一時、前日比317円安まで売られていましたが、
少し下げ幅を縮めてひけました。
明確な上昇材料が見当たらない状況で、
下げという方向が見えると、個人はその方向について行ってしまうことが
よく起こります。
まだ調整中の相場なので、ロスカットポイント・利益確定ポイントに
達すると潔く片付けする心得で挑みましょう。
個別銘柄の選定においてはトヨタを筆頭に代表的な輸出関連・大型株の
軟調が目立つので、中・小型の株で比較的に長期のトレンドを
活かせる銘柄を中心に物色する方がいいでしょう。
テクニカル的にみると再び直近の安値(7日の1万6808円)まで
押し下げてきて、今日の安値で下にぬけました。
75人線のところまでを狙っているようにみえます。
チェックポイントはやはり75日線を下に抜けて
しばらく時間を要する形になるかですね。
■各市場の動き
日経:16,795.96 -291.75 14日
NYダウ(ドル) 17,613.68 -27.16 13日
ドル/円:116.81 – .84 -1.43円高 14日