2015年2月19日の東京株式市場は続伸しました。
終値は前日比65円62銭(0.36%)高の1万8264円79銭でした。
特別な材料はないものの、
先高感が継続し、2007年7月9日の高値(1万8261円98銭)をついに更新、
2000年5月以来約15年ぶりの高値を記録する
歴史的な相場に入っています。
前日の米高株式市場はまちまちな動き。
NYダウ30種平均は前日比17ドル73セント(0.1%)安の
1万8029ドル85セントで4営業日ぶりの反落、
ナスダック総合指数は6日続伸で、7.097ポイント(0.1%)高の4906.364で
2000年3月 以来、こちらも15年高値で取引を終えました。
上げ、下げどちらの材料も不足する中、
目先の利益を確定する動きが先行しました。
日本は米国市場のまちまち動きで材料難の中、
昨日に引き続き新たな上昇トレンドによる先高観が続き、
小幅でありながら上昇しました。
買い優先で始まり、高値を試す動きで上昇していきましたが、
高値圏では目先の動きを確定する動きが広がり、
上昇幅を縮小させながら引けました。
テクニカル的には1万8,000円台をぬけながら
三角保ち合いも鮮明にブレイク、
昨日の高値を抜けて上昇することで、
新たなトレンドをほぼ確定させました。
これから想定されるシナリオは、抵抗になっていた
1万8,000円台が支えに逆転、
調整する時はこの価格帯が下値の目安になって、
安値を切り上げる上昇継続です。
添付のチャートを参照してください。
その時、影響する要因としては二等辺三角形のパターンで煮詰まってきた
為替の動きです。
こちらも添付のチャートを参照してください。
どちらにブレイクするかによって、株価に影響を及ぼしますが、
基本的はトレンドを早めるか遅延させるかぐらいの影響で、
大きな流れ自体を変えるような決定的な要因にはなりにくいと
考えられます。
東証1部の売買代金は概算で2兆5648億円、
売買高は26億5354万株で商いは少し減っています。
東証1部の値上がり銘柄数は1351でおよそ73%の銘柄が上げ、値下がり銘柄数は420、
変わらずは91でした。
■各市場の動き
日経:18,264.79 +65.62 19日
NYダウ(ドル) :18,029.85 -17.73 18日
ドル/円:118.67 – .70 -0.50円高 19日