休み明け*TODAY*の東京株式市場は大幅に反発しました。
終値は前営業日比327円04銭(1.85%)高の1万7979円72銭でした。
急激な円安な進行を受けて、主力株を中心にして幅広い銘柄に
買いが広がりました。
本日の相場に向き合う皆様は
終値としては2007年7月24日(1万8002円03銭)以来、
約7年7カ月ぶりの高値水準となる歴史的な相場の入り口に立っています。
前日の米国市場はまちまちな動き。
ギリシャ情勢の不透明感や原油安が相場の重荷になり
冴えない動きを演出しました。
ダウ 30種平均は前日比6ドル62セント(0.0%)安の1万7862ドル14セント、
ナスダック総合株価指数は13.536ポイント(0.3%)高の4801.181で
取引を終えました。
米国市場が冴えない動きの中、
それでも10日−11日の間では大幅な上昇を見せたことと
日本市場を牽引したのは為替の動きでした。
円安・ドル高が進む中、主力輸出企業に買いが入った。
約2カ月ぶりに1万8000円台を回復する場面もありましたが、
高値付近では持ち合う動きが続き、
1万8,000円をやや下回るレベルで終わりました。
テクニカル的には大きく空を開けて、陽線引きでありながら、
1万8,000円をタッチしたら落ち着く動き。
12/8, 12/29に続き直近の高値3つ目を形成し、
ヘッド・アンド・ショルダーの形になりそうな形ですが、
12/29の高値レベルを本日超えたということが
上昇トレンド継続の判断材料になります。
これからの展望は調整を挟みながら上昇する動きが続くとみられますが、
明日はSQ(特別清算指数)算出日であり、
利益確定の売りが出やすい時期で、調整が予想されます。
調整が入った後、資金が再び新興市場へ向かうなどのことで、
相場が盛り上がり、買いサインが出るものに関しては積極的に
買い向かいたいと思います。
東証1部の売買代金は概算で3兆1600億円と、
前営業日までの低い商いから一気に
2014年12月12日以来2カ月ぶりの水準に増えました。
売買高は27億7325万株で、東証1部の値上がり銘柄数は1258、
値下がりは497、変わらずは107銘柄でした。
■各市場の動き
日経:17,979.72 +327.04 12日
NYダウ(ドル) :17,862.14 -6.62 11日
ドル/円:120.29 – .32 +1.57円安 12日