2015年3月13日の東京株式市場は大幅に続伸しました。
終値は前日比263円14銭(1.39%)高の1万9254円25銭でした。
米国市場の大幅な反発に加えて、
大手企業の相次ぐ賃上げ方針決定など国内環境の上向き雰囲気、
良好な需給要因が買いを支えています。
前営業日の米高株式市場は大幅な反発になりました。
NYダウ30種平均は前日比259ドル83セント(1.5%)高の1万7895ドル22セント、
ナスダック総合指数も幅のある反発をして
前日比43.349ポイント(0.9%)高の4893.290で取引を終えました。
直近の下落幅が大き買った分、自立反発とみられる買いが
入ってきて相場を牽引しました。
日本市場は大幅に反発した米国市場の動きに加え、
持たざるリスクの方が大きく意識され、
買いが買いを呼ぶ需給関係の良好さで大きくあげています。
前日と今日、2 日間の上げ幅だけで530円を越えており、
限りなく天井圏にありますが、
昨日の説明とおり、サインが点灯した銘柄に関しては
積極性を発揮する必要があります。
テクニカル的には窓を開けて上昇する陽線を形成、
テクニカル指標の1つ、ボリンジャーバンドの2σを大きく飛び出しては
終値で戻ってきました。
チャートの形は添付のチャートを参照してください。
(http://www.tbladvisory.com/topics/20150313nikkei/)
ここからは2σと1σを押し上げながら2万円を目指す動きになるでしょう。
しかし一直線であがるものはないことも覚えておいてください。
前回の上昇幅から考えると19,400-19,500円付近では一回調整が入る可能性が
あるので、注意しましょう。
先物・オプションのSQ算出に伴う要因もあり、
東証1部の売買代金は概算で4兆3072億円にのぼるなど、
商いは大きくなりました。
売買高は31億9873万株となり、14年11月以来の高水準、
東証1部の値上がり銘柄数は1126、
値下がりは602、変わらずは139でした。
■各市場の動き
日経: 19,254.25 +263.14 13日
NYダウ(ドル): 17,895.22 +259.83 12日
ドル/円: 121.32 – .34 +0.31円安 13日