2015年3月25日の東京株式市場は 小幅に反発しました。
終値は前日比32円75銭(0.17%)高の1万9746円20銭でした。
短期的な過熱感で目先の利益を確定する売りが広がったことで
下げる場面もありましたが、
押し目を拾う動きが依然として強く、
上昇に転じて引けました。
前日の米国市場は続落になりました。
NYダウ30種平均は前日比104ドル90セント(0.6%)安の
1万8011ドル14セント、
ナスダック総合指数も小幅反落で
前日比16.245ポイント(0.3%)安の4994.728で取引を終えました。
ダウは朝方小高く維持する場面も見られましたが、
史上最高値圏で維持しながら、明確な材料が見当たらないことで、
目先の利益を確定する動きがひろがりました。
日本の市場は方向感の乏しい米国株の流れを引き継ぎ、
上下繰り返しながら様子見ムードが強くなりました。
午後に入ると、目先の利益確定売りが膨らんだことや、
先物に大量の売りがでたことで
下げ幅を170円まで広げ、1万7,550円まで割り込む場面もありましたが、
下げてくるとすかさず押し目買いが入り、
下値は限定的でした。
小幅でありながら、上昇したことで、
底が固いや、2万円台への足元を固めていることを
みせつける頼もしい相場になってきました。
テクニカル的には 高値圏で持ち合うローソクが続いています。
今回の持ち合いを、上げ幅の上限とした場合の
フィボナッチ分析でみると、(添付のチャート参照)
一回調整が入る、1万9,100円台まで調整する
可能性があることを表しています。
トレンドが強いので最初の節目で切り返す可能性が強く
その線すらも行かないほど調整が浅くなる可能性も高いといえます。
■各市場の動き
日経: 19,746.20 +32.75 25日
NYダウ(ドル): 18,011.14 -104.90 24日
ドル/円: 119.65 – .68 +0.05円安 25日