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2015年7月24日日経概況

2015年7月24日の東京株式市場は下落しました。

終値は前営業日比139円42銭(0.67%)安の2万0544円53銭銭でした。

米国株式市場の大幅な下落など外部環境の悪化に加えて、

中国経済の軟調な経済指標(PMI)を受けて

アジア市場が軒並み下落したこと、

決算発表が本格化することに対する様子見ムードや

利益を取っておきたい週末要因などが重なり下落して終わりました。

 

前日の米高市場は3日続落になりました。

ダウ 30種平均は 3日大きく続落して

前営業日比119ドル12セント(0.7%)安の1万7731ドル92セント、

ナスダック市場も3日続落して

前営業日比25.360ポイント(0.5%)安の5146.409で取引を終えました。

四半期決算発表が本格化して、材料の出たものを中心に物色する動きが続き、

キャタピラー(市場予想も下回り大幅な減収減益)、

スリーエム(3M)、アメリカン・エキスプレス(アメックス)など

主要な企業の減収減益が市場全体の足をひっぱりました。

 

日本市場は米国市場の軟調な動きを受けて

前日終値20,683円から80円安く、売りが先行して始まりました。

午前中発表された中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の

7月の数字が前の月から低下したことが伝わると

市場はあげ要因を見つけることができず、下げが加速しました。

中国関連銘柄を始め、銀行などの金融株、機会など

幅広い銘柄に売りが広がりました。

 

日本市場はまだ先高観が強く、さげればETF買いによる支えを期待する

押し目買い入ることで上下に揺れる動きが続いています。

一人で勝ち続けるにはさすがに、

主要な企業が大きく売られている米国市場の動きや

中国の経済状況など周辺新興国の景気によって影響されやすい状況が

当分は続くと考えられます。

 

テクニカル的にみると今週のローソクが先週の高値を切り上げる

上昇の形をしながらも終値では下げる陰線を形成、

6月22日週に並ぶ短期間のダブルトップを形成、

来週はこの安値を切り下げると、当分の調整が入る可能性を示唆しています。

 

今週もお疲れ様でした。

上下、方向感なく動くことで中々収益が上がらないという相談をよく受けますが、

時期的に、また外部環境としても揺れやすい時間帯を通過中なので、

焦らずに静かに過ごす知恵も必要な時間帯です。

来週から決算発表も本格化してくるので、

自分の保有する銘柄、または気にしている会社の予定に関しては

しっかりチェックしていきましょう。

 

今週もお疲れ様でした。

台風など険しい天気が予想されますが、

座っているスターバックスには元気な笑顔があふれています。

皆様も元気な週末を過ごし、また来週お会いしましょう。

 

来週は大阪のど真ん中で皆様にあって、

2020年までの注目セクターと銘柄について

話しさせて頂きます。

関西の皆様、よろしくお願いします。

 

■各市場の動き

 

日経平均(円): 20,544.53    -139.42            -0.67%

NYダウ(ドル): 17,731.92    -119.12            -0.67%

ドル(円): 123.90-94 +0.12円安       +0.10%

ユーロ(円): 136.04-08          +0.06円安       +0.04%

 

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