2015年8月18日の東京株式市場は反落しました。
終値は前営業日比65円79銭(0.32%)安の2万0554円47銭でした。
米国株式市場は続伸でしっかりした動きになりましたが、
東京市場は明確に材料に欠ける中、上下動きながら方向感のない展開に終始しました。
17発表のGDPが予想通りマイナスになるなど、
当分上げる要因を見つけるのは難しいですが、
堅調な日本企業のファンダメンタルを考えると、中・長期的な上昇のために
エネルギーを貯めていると思える相場を形成しています。
前営業日の米高市場は続伸しました。
ダウ 30種平均は小幅の続伸で
前営業日比67ドル78セント(0.4%)高の1万7545ドル18セント、
ナスダック市場も続伸して
前営業日比43.464ポイント(0.9%)高の5091.699で取引を終えました。
主要な経済指標がまちまちな結果になり、
前半は売られていましたが、下値では押し目買いがしっかり入って、
上昇して引けました。
しかし、出来高は約7億3,000万株と少なく、
4営業連続で安値を切り上げながら出来高は逆に減少するダイバジェンスが起きて、
持ち合いの様子を強めています。
日本市場は米高市場の動きを引きつぎ、
午前中は小幅高く維持する場面もありましたが、
反落して前場を引けたあとは、そのまま小幅安い動きを見せました。
全体的に上げづらい相場ではありましたが、とは言って下値を割り込んで
売られていく動きにもなりづらく、
先週に引き続き持ち合う相場が当分続くとおもいます。
保有している銘柄に関しては日経の動き通り、イラつくような動きが続いていますが、
動きを観察しながらじっくり構える我慢の時期と言えます。
東証1部の売買代金は概算で2兆309億円で、
4ヶ月ぶりに2 兆円を割り込んだ昨日よりは増えていますが、
かろうじて2兆円を超えているという印象です。
やはり資金を引いて様子見する投資家が多いことを反映しています。
売買高は18億115万株、東証1部の値上がりは950、
値下がりは銘柄数は821、変わらずは119銘柄でした。
■各市場の動き
日経平均(円):20,554.47 -65.79 -0.32%
NYダウ(ドル):17,545.18 +67.78 +0.39%
ドル(円):124.31-34 -0.19円高 -0.15%
ユーロ(円):137.70-72 -0.22円高 -0.16%