2016年3月1日の東京株式市場は反発しました。
終値は前営業日比58円75銭(0.37%)高の1万6085円51銭でした。
日米欧の金融緩和に続いて中国も緩和に踏み切ることで
投資家心理が改善しましたが、
上げ幅は限定的でした。
本日も1万6,000円で止まり、ここでエネルギーをためているので、
そろそろ次の動きが出てもおかしくないですね。
本日も最後までしっかりお読みください。
前営業日の米国市場は続落になりました。
ダウ工業株30種平均は続落して、
前営業日比123ドル47セント(0.7%)安の1万6516ドル50セント、
ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落して 、
前営業日比32.523ポイント(0.7%)安の4557.950で取引を終えました。
2月 PMI指数が47.6で前月の55.6から大幅に悪化したことを受け、
米国景気の先行きに対する不透明感から
投資家心理を冷やしました。
トレンドとしては方向感のない展開が続いています。
日米欧の金融緩和に続いて、中国も
2月29日、預金準備率を0.5%引き下げる追加緩和を実施しました。
これを受け上海株式相場がしっかりした動きとなり
日本市場にも好材料として広がりました。
しかし円高基調が続き、上げ幅は限定的な動きとなりました。
終わってみると58円の上げ幅、上に向かっていくには
まだエネルギーが弱い状態ですが、
下値ではしっかり耐えていることから、一回は上に向かうエネルギーを
貯めている様子です。
一回上に行ってから、急激に反転するときの動きに注意しましょう。
■各市場の動き
日経平均:16,085.51 +58.75 +0.37%
NYダウ(ドル):16,516.50 -123.47 -0.74%
ドル(円):113.19-20 +0.21円安 +0.19%
ユーロ(円):123.00-04 -0.78円高 -0.63%