■■■■■■■■■ お知らせ
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AI、フィンテック、IoTのメガドレンドに加えて、
日本が直面している危機とチャンスは?
年末特別講演「2017年の振り返りと2018年の投資戦略」
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好評受付中です。
12月2日 土曜日 10:00-12:00 東京
12月6日 水曜日 18:30-21:00 名古屋
東京と名古屋の日程から公開して受付を開始したので、
2018年をぜひ時間を作ってお越しください。
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2017年10月10日の東京株式市場は6日続伸しました。
終値は前営業日比132円80銭(0.64%)高の2万0823円51銭でした。
本物の強さを伴う動きが現れました。
外部要因の助けにより上値の重かった先週の動きから一転、
今週は外部要因のサポートなし、データ改ざんの影響が懸念される
内部要因の悪化などをすべて打ち消して上昇しました。
アベノミクス相場の高値更新まで後一歩のところまで迫った日経、
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】
米国市場は7日続伸の後、2日続落しました。
ダウ工業株30種平均は続落して
前営業日比12ドル60セント(0.1%)安の2万2761ドル07セント、
ナスダック総合株価指数は前日まで9日続伸した後、
10営業日ぶりに反落して、
前営業日比10.449ポイント(0.2%)安の6579.731で取引を終えました。
変動幅からわかる通り、コロンバス・デーの祝日で
市場参加者自体が少ない中、方向感のない展開に終始しました。
加えて、先週末まで史上最高値を更新しながら続伸、
高値圏にいることから、利益確定が選好される動きも出ました。
個別銘柄の動向で注目することは、GE: ゼネラル・エレクトリック
前週末に経営幹部の大規模な交代を発表したことが材料として
売られ、指数を押し下げてしまいました。
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【日本市場の動向:ファンダメンタル】
シカゴのCME日経平均先物は反発して、
12月物は前営業日比30円高の2万0690円で引けました。
大阪取引所の終値を20円下回りました。
SGX日経平均先物は小幅に買いが先行してスタート、
15円高の2万685円で寄り付きました。
日本平均は材料が乏しい中、米国市場の続落が意識され
売りが先行してスタート、10円17銭安い2万0680円54銭で寄り付きました。
日米共に高値圏にあることで利益確定が優先され、
横ばいの為替相場の動きも乏しい動きの要因になりました。
ここからが相場の強さが出たところでした。
米国市場や為替相場など外部要因ではなく、
景気拡大への期待という国内要因だけで
プラス圏に浮上、79円06銭(0.38%)高の2万0769円77銭で
午前中の取引を終えました。
午後に入ると、膠着する場面も見られましたが、
引けにかけて、上昇幅を広げ、
本日の高値付近で取引を終えました。
建設、サービス業、小売業など内需銘柄に買いが集中、
データ改ざん問題でストップ安まで売られた神戸鋼の影響で
鉄鋼が下落率2位、保険業が1位の下落率を見せました。
商いは増加して2兆円の中盤、
東証1部の売買代金は2兆5442億円、
売買高は14億8520万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1421、
値下がりは523、変わらずは86銘柄銘柄でした。
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【日本市場の動向:テクニカル分析】
日経の日足は下ひげをもつ陽線を形成しました。
前営業日の終値付近からスタートして、
高値を抜けてきてからも上昇の勢いが続く、
力強い相場の様子を披露してくれました。
ボリンジャーバンドの向きはすべて上向き継続、
バンドウォークも続くなど、強気と言えるサインは
すべて「強気モード」がオン、
商いまで増加して、投資家心理が幅広く改善しています。
先週末に伝えた「21,000円を目指す動きになる」というのは
意外と早く実現するかも知れません。
アベノミクスの高値2万0868円03銭まで
後45円のところまで迫ってきたので、
到達か、更新の後は達成感からくる下落も考慮する必要があります。
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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】
日本株は強い動きが続いたことだけでなく、
投資家心理が強気を取り戻したという意義が大きいと言えます。
米国市場が小幅であるが続落、
為替相場では112円台と持ち合いが継続の外部要因に加えて、
神戸鋼のデータ改ざんという内部要因まで抱えながらも
高値付近で引ける強さを見せつけてくれたのは大きな意味があることです。
例外なく「神戸鋼は空売りですか?」という質問も飛んできますが、
ニュースに踊らされる投資はしない、というのが私の一貫した投資館です。
神戸鋼のストップ安で儲ける、下げ止まったら今度は買う、
このような短期的な視野から抜け出して、もうちょっと長期的な
大局観を持って相場を眺める必要があります。
ここからは外国人の目線を少し入れましょう。
直近の騒動をみて、外国人投資家が懸念することは
どんなことだと思いますか?
それは紛れもなく「日本が強みとしてきたはずの製造業に対する不信感」です。
直近の日産、神戸鋼の動きから、近年騒ぎを起こした東芝まで、
日本が誇りに思っていた「製造業の信頼とプライドはどこに行ってしまったの?」と
問いたくなるようなことが頻発しています。
このようなことが続く場合、
外国人は日本株を敬遠する動きに回るでしょう。
このことは奥が深いので、年末の特別講演で深く話させて頂く予定です。
営業は少ないですが、今週も頑張りますので、
よろしくお願いします。
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日本が直面している危機とチャンスは?
年末特別講演「2017年の振り返りと2018年の投資戦略」
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12月6日 水曜日 18:30-21:00 名古屋
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【各市場の動き】
日経平均(円)
20,823.51 +132.80 +0.64%
NYダウ(ドル)
22,761.07 -12.60 -0.05%
ドル(円)
112.41-42 -0.58円高 -0.51%
ユーロ(円)
132.44-48 +0.37円安 +0.28%