2019年12月27日の東京株式市場は反落しました。
終値は前営業日比87円20銭(0.36%)安の2万3837円72銭でした。
米国市場が最高値を再び更新した動きに合わせて
買いが先行してスタートしましたが、勢いを保つことができず、
個人が大納会を待たずにポジションを手仕舞う動きが優勢となりました。
残すところ1日となった株式市場、
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】
米国市場は反発しました。
ダウ工業株30種平均は反発して、
前営業日比105ドル94セント(0.4%)高の2万8621ドル39セント、
ナスダック総合株価指数は11営業日続伸して
前営業日比69.507ポイント(0.8%)高の9022.391で取引を終えました。
歴史上初めて、ナスダック総合株価指数は9,000を突破しました。
ダウ工業株30種平均も過去最高値を更新、
S&P500指数を含めて、最高値更新が続きました。
米中貿易協議に関連して、調印に対するポジティブな
発言が相次ぎ、投資家心理が強気で推移しました。
年末商戦について「過去最高」との発言が出たアマゾンが
大幅上昇で市場を盛り上げました。
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【日本市場の動向・今後の投資戦略】
日本市場は個人投資家が年末に向けて
ポジションを手仕舞う売りと、
配当の権利落ちに関連する売りが優勢で反落しました。
朝方は米国市場が最高値を更新した動きを受け
小幅の買い先行でスタートしましたが、
残す営業日は1日となっただめ、
早めに手仕舞う動きが優勢になりました。
日足は短い上髭を持つ陰線を形成しました。
陰線ではありますが、高値では24,000円付近まで接近、
安値でマイナスに沈んで終わったので、
大きく失望を呼び込む動きではありません。
大納会の日も現在の流れを引き継ぎ、
24,000円付近で終わることができれば
新年への期待は継続すると予想されます。
残すところ1日、
思うようにいかなかった銘柄はしっかり手仕舞い、
年末年始は気楽に過ごしましょう。
商いは前日よりは増えましたが、2兆円にはほど遠い低調ぶりが継続、
東証1部の売買代金は概算で1兆4332億円、
売買高は8億2578万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は601、
値上がりは1479、変わらずは72でした。
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【各市場の動き】
日経平均(円)
23,837.72 -87.20(-0.36%)
ドル・円
109.50 – 109.51 -0.05(-0.04%)
ユーロ・円
121.94 – 121.94 +0.45(0.37%)
ユーロ・ドル
1.1124 – 1.1127 +0.0034(0.30%)
NYダウ工業株30種(ドル)
28,621.39 +105.94(0.37%)
S&P500種
3,239.91 +16.53(0.51%)
ナスダック
9,022.391 +69.507(0.77%)
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