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2019年12月20日の日経概況

2019年12月20日の東京株式市場は小幅に3日続落しました。
終値は前営業日比48円22銭(0.20%)安の2万3816円63銭でした。
米国市場が再び3指数揃っての最高値更新、
日本は午後一時的にプラス転じる場面がありましたが
為替市場の円高傾向を背景に輸出関連銘柄に売りが出ることで
3日連続の下落、テクニカル的には4日連続の陰線形成で
今週の取引を終えました。
すでに新年の投資戦略に目が向く中、
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は反発しました。
ダウ工業株30種平均は反発して、
前営業日比137ドル68セント(0.5%)高の2万8376ドル96セント、
ナスダック総合株価指数は7営業日続伸して
前営業日比59.483ポイント(0.7%)高の8887.218で取引を終えました。

ダウ工業株30種平均は2日ぶりに再び最高値を更新、
S&P500種株価指数、ナスダック総合株価指数も
最高値更新になりました。

大きな波乱要因がない中、
企業業績への期待を背景に投資家の強気が続きました。
マイクロン・テクノロジーが業績の底入れ感を示したことで
半導体銘柄に強い買いが入りました。

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【日本市場の動向】

日本市場はパニック的な売りはありませんが、
積極的に売買に入る参加者が少なく、
軟調な動きが続きました。

午後はファンドの利益確定売りと見られる売りが先行、
午後に入ると日銀によるETF買いに対する期待で
プラスに転じる場面があるなど
方向感を定めるのが難しい相場が続きました。

為替市場で109円台の円高が進行したことで
輸出関連銘柄が売られ、
内需の水産が大きく買われました。
内需関連では倉庫・運輸関連業も買われ、
保険業、証券などの金融関連にも買いが入りました。

商いは2兆円を超える活況で、
東証1部の売買代金は概算で2兆3923億円、
売買高は13億1949万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は905、
値上がりは1139、変わらずは114でした。

日経の日足は上下ヒゲを持ち、下ヒゲの方が長い陰線を形成しました。
これで4日連続の陰線を形成、
調整が継続していますが、本日の安値が
ボリンジャーバンドの+1σを意識して止まってから戻りました。

ギャップあけて下げないで、アイランドリバーサルにはなりませんでしたが
まだ高値圏で、島状態で浮いているので、
来週にも開ける可能性もあります。

週足では24,000円にぶつかって下がった様子が鮮明で、
先週の週足よりは高値と安値を切り上げて
形では上昇継続になりました。

来週は今週の安値を割り込んだ場合、年末までの調整継続も考えられます。
短期的ではありますが、
空売りの比重を高める戦略も有効でしょう。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

今週は前半に大幅高で年初来高値を更新、
その後、軟調となる動きでした。
鮮明になったのは米国市場が連日の最高値更新で堅調な反面
日本市場がその恩恵に授かることができてないという構図です。

来週はさらに方向感のない動きが予想されます。
クリスマスを迎えることで、外国の参加者は激減、
市場を主導するようなエネルギーが不足するでしょう。

注目を集めるとしたら週後半に予定されている
小売関連の決算発表や、景気動向を示す指標の発表です。
26日はスギHD、Jフロント、高島屋、
27日はニトリの決算発表が注目されます。

材料が不足する分、決算発表により材料に出る銘柄への
売り・買いが集中することが予想されるので、
1日の値幅で利益を取るデイトレの方は
小売系に注目していい1週間ではないでしょうか。

市場はすでに新年に向かう雰囲気で、
年末特別講演で伝えた半導体関連銘柄を休みの間に
物色しておくのもよいでしょう。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
23,816.63 -48.22(-0.20%)
ドル・円
109.36 – 109.37 -0.21(-0.19%)
ユーロ・円
121.61 – 121.62 -0.30(-0.24%)
ユーロ・ドル
1.1120 – 1.1123 -0.0006(-0.05%)
NYダウ工業株30種(ドル)
28,376.96 +137.68(0.48%)
S&P500種
3,205.37 +14.23(0.44%)
ナスダック
8,887.218 +59.483(0.67%)

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは
TBLのホームページでご覧頂けます。

http://www.tbladvisory.com/topics/

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