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空売り祭り!?

2024年4月19日
一体何が起きたのだろう。日経225は1000円超の値下がりでとどまっているものの、先物に関しては前場で1400円オーバーの値下がりを記録。考えられる要因は多数。

・ドル円の価格が155円に近づき、介入が入るのか入らないかの思惑

・TSMCの決算結果は良かったものの半導体市場の見通しを下げるとのニュースを受けた、半導体関連の大幅な下げ

・G20内でアメリカの金利の引き下げの年内の可能性が下がるどころか引き上げの思惑も浮上

・新NISAの取り組みで市場に資金が流入し、機関の利益確定が続く

など、様々な要因が重なっていることが挙げられる。
にしても、だ。
ここまで下げる要因は一体何なんだろうか・・・

そう考えるところで中東のリスクが再発。→やはり「世界の火薬庫」には勝てないのか。。

2024年に入りNISA制度の要項が変わり、個人投資家の参入が容易になり、資金が流入。外国機関を始めとする大手投資機関は絶好の仕込みのタイミングだった。コロナも明け、市場に4兆円を超える資金が入り、アメリカの金利も落ち着くと予想され、年明けはぐんぐん株価が上昇。当然、投資歴が長い投資家にとっては異様な光景に映っていた。来るぞ来るぞと待ち構えていたところに、本当に大きな波が押し寄せてきたわけだ。

そもそも、日本市場の株価を4万円に引き上げていたのはファストリや東京エレクトロンなどの超大型株。
そして、円安による輸出銘柄の株価の上昇。
さらには、半導体不足の解消から、半導体関連銘柄の急上昇。半導体バブルともいわれる所以だ。

中小型株に資金が回っていないという状況だった。コツコツ小さな資金を動かしていた個人投資家に恩恵はなかったのではないだろうか。

そんな中、イランとイスラエルのやったやられたの応酬による政情不安でアメリカが下げ始め、TSMCの半導体市場の下げの見通しのニュースが流れると、大型株でもある半導体関連銘柄が連日5%以上下げるなど、大きな影響を受けている。

また、FOMCの金利引下げの見通しがどんどん先送りになっているとの噂の中、飛び込んできた引き上げの可能性のニュース。
そして、外国人投資家の日本市場の売り越し。

自分で書きながら、上がる要因が見当たらないのが恐ろしい・・・

だがしかし、ちょっと前を振り返ってもらいたい。1年前の株価は28000円を越えるか超えないかと言われているタイミングだったのだ。

ある一定の投資経験のある人なら、すでにやっているかもしれない信用取引。こういった下げの場面でも利益が取れる手法の一つ。可く言う事務局も、目下空売りで利益を伸ばし中。株価が下がることによって、喜んで良いのか悲しんで良いのか複雑な心境であることは間違いない。ここ数日は空売り祭りなのである。当然、自分の現物株価はまっかっかである(笑)

新NISAが始まった1月に投資を始めた人は含み益になっている人が多いはず。2月に入って始めた人もまだ含み益があるだろう。ただ、3月に入り後半で取引をスタートした人にとっては現在の株価は目も当てられなくなっている人も増えてきているのではないだろうか。

特定口座で取引している人は損益になっても通算が出来るため、数年先まで損失を繰越、利益が出た年で相殺ができる。
NISAで含み損を出してしまった人は、損益通算できないため損失はそのまま損失となってしまう。

多くの投資初心者にはとてつもなく痛手となってもおかしくないのだが、株価は上下するもの。上がるときもあれば下がるときもある。これからも投資を続けていくのなら、周りがやっているからではなく、きちんと学んで知識をつけた上で投資を始めても決して遅くない。

著名人を語った投資詐欺のニュースが飛び交うようになって来たが、日本人はお金の話を堂々とできないから引っかかる人も多いのではないかと思う。自分で見極める力を付ける必要もあるだろう。
投資自体は決して悪いものではなく、むしろ自分の資産をしっかり増やして守っていく手段だと早く広まってほしい。

さて、ここからはそんな投資を学びたいと考える方々へのお知らせ

NISAでは現物で買って利益を積み上げる手法。なので、株価が下がっているときは、指を加えてみているしかできないのだが、特定口座利用で株の取引をしている人は信用取引という手法で株価が上がる時も下げる時も利益を積み上げることが可能。そして、その中の手法の一つである、空売りは株価が下がっているときに利益を出すというもの。その空売りの方法と更には自分が売買した際に逆方向へ株価が動いたときにヘッジが出来る手法を一気に学べるセミナーを開催することが決定。

やるやらないは別として、自分の資産を守る手段として学んでおくのは悪いことではないのではなかろうか。
興味のある方は後日詳細を発表するので、事前登録をおすすめします。

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