2020年5月28日の東京株式市場は4日続伸しました。
終値は前営業日比497円08銭（2.32%）高の2万1916円31銭でした。
米国市場が連日で大きく上昇、日本市場も買いが先行してスタートしました。
欧米で景気への刺激策が相次いで議論されていることが
株式市場に期待をもたらしているので、
この勢いが一服するまでは積極的に保持、利益確定を大きくしていく
線略を守り続けてください。
本日も最後までしっかりお読み下さい。
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【米国市場の動向】
米国市場は大幅に続伸しました。
ダウ工業株30種平均は大幅に続伸して、
前営業日比553ドル16セント（2.2%）高の2万5548ドル27セント、
ナスダック総合株価指数は3営業日続伸して
前営業日比72.14ポイント（0.8%）高の9412.36で取引を終えました。
新型コロナの第2波を避けられる可能性についての
発言が出たことや、
7月にフロリダ州のディズニーランドが営業を再開する
計画であることが公表されるなど、
経済回復の期待が継続して市場を牽引しました。
金融銘柄に加え、景気敏感業種に買いが戻り、
市場の資金が循環していることを示しています。
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【日本市場の動向】
日本市場は米国市場が大きく続伸した流れを引き継ぎ、
買いが先行してスタートしました。
欧米で景気への刺激策が活発に議論されていることが
市場の背中を押して上昇幅は拡大、
節目の22,000円付近まで上昇しながら
本日の高値付近で引けました。
米国同様、銀行、保険、証券などの
金融系に買いが入り、
鉄鋼、自動車、電気機器など景気敏感セクターもしっかり。
前日は強い動きを見せた海運が利益確定で押され、
鉱業、石油業種も下げた3業種の一角を占めました。
日経の日足は短い下ヒゲを持つ陽線を形成しました。
200日移動平均線の下でスタートしたので、
少し上昇したらレジスタンスに会うことが予想されましたが、
力強く200日移動平均線を越えて終りました。
高値では22,000円に近づいていき、
本日上に抜ける事は出来ませんでしたが、
米国市場の支えがある場合は明日にでも突破する勢いです。
週末の金曜日で、利益を確定する動きが
出やすいタイミングではありますが、
22,000円を1回超えてから
戻して終わる事は大きな意味を持ちます。
商いは4月30日以来、ほぼ1ヶ月ぶりに
3兆円を超えました。
東証1部の売買代金は3兆3816億円、
売買高は20億8753万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1530、
値下がりは583、変わらずは53銘柄でした。
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【日本市場の総合分析： 今後の投資戦略】
どちらの市場をみても強さが目立ちます。
前日まで3日で1,030円を上げた日経は
本日さらに497円を伸ばし、合計で1,500円以上を上げました。
前日は個人投資家の行動や考え方について振れました。
上げすぎと多くのところで騒がれているけど、
まだ入り口に過ぎないかも知れないという
ことについても解説しました。
本日はレジスタンスになりそうなところを
お構いなしという感じで突破しました。
明日も1つの節目になる22,000円が上に待ち構えています。
ここで1回抵抗にあって
調整に入っても上昇の勢いは失われておらず、
午前中の利益確定が出てからむしろ22,000円を抜けてしまうと、
2月に記録した暴落前の高値
24,000円付近を一気に目指すことになります。
前日は「景気回復への期待に合わせ電気機器・部品系の
大型（例えばキーエンス、ファナック）に関心が集まりやすいので、
同じ系の銘柄を物色して少しは大胆に行動してみてもいいのではないでしょうか。」
のように解説、
本日は電気機器が上昇率6位を記録、精密機器もトップ10に入っています。
大型が注目される流れが続いているので、
明確な調整入りまでは、現在の戦略を維持してください。
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【各市場の動き】
日経平均（円）
21,916.31 ＋497.08(2.32%)
ドル・円
107.83 – 107.85 ＋0.31(0.28%)
ユーロ・円
118.63 – 118.65 ＋0.74(0.62%)
ユーロ・ドル
1.0999 – 1.1001 ＋0.0035(0.31%)
NYダウ工業株30種（ドル）
25,548.27 ＋553.16(2.21%)
S&P500種
3,036.13 ＋44.36(1.48%)
ナスダック
9,412.358 ＋72.137(0.77%)
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