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空売りとは?具体例つきでわかりやすく解説!下落相場でも利益を出そう

株式投資をしていると「空売り」という言葉を見聞きすることがあるかもしれません。空売りについて調べてみても、出てくる用語が難しくていまいちよくわからないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、空売りとはなにか具体例を交えつつ、わかりやすい言葉で解説します。

空売りをすることで、下落相場でも利益を出せるようになります。本記事で解説する空売りのメリットやデメリットにもご注目ください。

空売りとは?具体例や流れを解説

そもそも空売りとはどのようなものなのか、具体例ややり方の流れを解説します。

空売りの意味

空売りとは、証券会社から株式を借りて売り注文を出す取引のことをいいます。借りた株式は、決済期日までに買い戻して返却する必要があり、その差額で利益を得ます。

空売りをするのは、株価の下落が予測されるときです。

証券会社から株式を借りて売り(空売りする)、株価が下落したときに買い戻して証券会社に返します。空売りは、高く売って安く買い戻すことで利益を得ることができるのです。

株式を売るためには、通常は株式を保有している必要があります。つまり、買ってから売るというのが一般的な流れです。しかし、空売りでは株式を借りて売るため、保有していなくても売り注文からスタートできます。

空売りで利益が出る具体例

空売りでどのように利益を出すのか具体例を挙げます。

なお、あくまで空売りの仕組みをわかりやすく説明するための例であり、手数料などは考慮していません。

<例>

  1. 株式Aの価格が下落すると予想
  2. 株式Aを100円で借りて売る
  3. 後日株式Aの価格が下落
  4. 株式Aを80円で買って返す

100円で借りたものを売り、返すときには80円で買って返却しているため20円の差益が出ています。

空売りの流れ

空売りでの取引をするときの手順は下記のとおりです。

  1. 証券会社に口座をひらく
  2. 信用取引口座の開設
  3. 保証金を入金(最低30万円程度)
  4. 株式を借りて売る(証拠金の3.3倍まで)
  5. 株式を買い戻して借りた株式を返す

空売りをするためには、証券口座を開設したのち、信用取引口座を開設する必要があります。信用取引口座の開設は、証券口座の開設とは別で審査が必要です。信用取引口座が開設できたら、保証金を入金してから取引をおこないます。保証金とは、信用取引に必要な担保金のことをさします。現金だけでなく、株式や投資信託で代用することも可能です。ただし、株式や投資信託を保証金とする場合は、一定の割合をかけた評価額として計算されます。取引ができる金額は、保証金の約3倍までです。

空売りは信用取引

空売りは、信用取引に分類されます。ここで、信用取引とはなにか、現物取引との違いを含めて確認しておきましょう。

現物取引 自己資金で売買する取引のこと。自己資金以上の取引や、保有していない株式を売ること(空売り)はできない。
信用取引 保証金を担保にして証券会社から資金を借りて売買をする取引のこと。自己資金以上の取引や、保有していない株式を売ること(空売り)が可能。

信用取引は、担保となる保証金を証券会社に差し入れることで、自己資金を上回る金額の取引が可能です。少ない金額でも大きな金額の取引ができるため、レバレッジ(てこ)取引といわれることもあります。

また、信用取引には一般信用取引と制度信用取引という2種類の取引が存在し、どちらかを選択する必要があります。

一般信用取引 制度信用取引
概要 証券会社が保有している株式を借りる 証券会社が証券金融会社から借りた株を借りる
特徴 返済期限や品貸料は証券会社と投資家の間で自由に決められる 返済期限や品貸料の金額は一律で決められている

品貸料(逆日歩ともいう)は、株式を貸す側に株式不足が発生したとき、必要な株式を調達するための料金です。信用取引では、売る側が品貸料を支払います。

空売りのメリット・デメリット

空売りには、メリットだけでなくデメリットもあります。メリットとデメリットを理解し、空売りをどのように行えばいいのか考えてみましょう。

空売りのメリット

空売りのメリットは次のとおりです。

  • 株価が下落しているときでも利益が得られる
  • 株価が下がったときのリスクヘッジに使える

通常であれば、保有している株式の価格が下がったときは、損切りをするか、再び価格が上昇するのを待つしかありません。しかし、空売りをすることで、下落相場でも利益を出すことができます。また、空売りをしておくことで株価が下落したときでも空売りぶんの利益を確保することができ、損失を抑えるリスクヘッジとしても利用できる点はメリットといえます。

空売りのデメリット

空売りのデメリットは次のとおりです。

  • 費用がかかる
  • 損失が無限大

空売りは信用取引になるため、保証金や品貸料など売買手数料以外の費用がかかってきます。また、空売りは株価が上昇すると損が出る取引です。株価が無限大に上昇する可能性があることから損失も無限大であるという点もデメリットといえるでしょう。

ただし、デメリットに対しては対策もあります。

品貸料などの費用は、なるべく短い期間で買い戻すことで出費を抑えられます。また、株価の上昇については、逆指値注文を入れておけば指定した株価になったら自動的に買い戻す注文ができます。

参考:逆指値とは?指値注文の逆ではない!正しく理解してリスクを減らそう

空売り規制について知っておこう

空売りには、規制が入ることがあります。

空売り規制が発動すると、直近取引価格よりも低い価格で51単元以上を空売りすることが禁止されます50単元以下の注文を繰り返すなどして空売り規制をすり抜けようとすると、30万円以下の罰金が課されることもあるため注意が必要です。

参考:空売り規制とは?発動するとどうなる?初心者向けにわかりやすく解説

まとめ:空売りは下落相場でも利益が出せる

空売りを取り入れることで、下落相場でも利益が出せたり、保有している株が下落したときのリスクヘッジができたりします。一方で、損失が無限大になるなどのデメリットもあるため、やみくもに空売りに挑戦するのはおすすめできません。

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