連日の高値更新からの調整
これを書きかけた時点で最高値を連日超えていた。流石に一気に上げ過ぎだろうと様子を見ていたら、今度はコロナショック並の大きな下げが日経を襲う。中小銘柄は上げの際には全く恩恵がないのに下げのときは連動するという現象に腹立たしさを覚えているのはきっと私だけでは無いだろう・・・
先物や先物オプションのトレードをしている人にはメジャーSQでもないにも関わらず、振り回された1ヶ月だったのではなかろうか。
CPIに合わせた円買い介入
上手いタイミングで合わせてきたな、とも思ったけれど・・・財務省を始め日銀は一体どちらを向いているのか?と疑問に思ったことはないだろうか。前回の介入時も今回の介入時も日本時間ではなくアメリカ市場が開いているタイミングでの介入。混乱を来さないためと言ってはいるが、日本人なら日本と向き合えと言いたくなるのは私だけ???
どこぞで読んだ「円安と株高は・・・」
一昔前は円安は日本にとってプラスになるとよく言われていた。ここ最近の円安になりかけの頃も良い円安だと盛り上がりを見せていた。しかし現在、円の実力は約50年ぶりの低水準になったと言われている。つまり50年前の水準に低下したことを意味している。
輸出企業にとっては、確かに営業利益は多くのってくるだろうが、原材料や製品を多く輸入している企業・消費者である私達には物価高騰の波として直撃している。
実際、日本における実質賃金は低下したままだ。
新NISAがはじまり、個人投資家が増え、日経が4万円を超えた後、低迷、直近で42,000円と史上最高値をつけたかと思えば、流石に一服と日々の値動きがかなり激しい。
毎日チャートを見てるけど、こんなに疲れる値動きするのは見たことがない。機関と外国人投資家のいいおもちゃになっていない?と勘ぐってしまう。
「円安の株高は日本の価値が下がっているということだ。それに気がついていないのか?」
と書いている人がいた。
まさに今、日本は正念場ではなかろうか。失われた30年を取り戻すために、株価・為替・金利を正常に戻し、国民が節約・節約と言い続けなくてもいい環境になってくれることを願うばかりである。
これを読んでくれている人は自分の資産形成について関心がある人だと思います。自分の資産を守るため、又守りながら増やす方法をしっかり身につけて行きましょう。誰も守ってはくれませんからね・・・