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2025年1月21日の日経概況及び今後の展望

【市場の総括】

2025年1月21日の東京株式市場は続伸しました。終値は125円48銭(0.32%)高の3万9027円98銭で取引を終えました。10日ぶりに39,000円台を回復しました。

トランプ氏の就任で予想されていた関西の引き上げが初日の大統領令に含まれていないとの報道が朝方の上昇を引き起こしました。上げ幅は300円を超えましたが、午後に入ってメキシコやカナダなどへの関西引き上げに関する材料がでると急速に上げ幅を縮小しました。

||米国市場は休場

前日の米株式市場はキング牧師生誕日の祝日で休場でした。

【 今後の投資戦略】

就任初日から早速乱高下がスタートしました。朝方は300円を超える上昇幅をみせていた日経は、トヨタなどの輸出株が午後から売りに押され、下げ幅200円まで進みました。その後は再び切り返して125円高まで進んだので、市場に1日中関わっていると疲れが溜まるような相場の動きとなりました。やはり勝負は、今夜の米国株式市場からスタートするでしょう。

米国市場動きを見極めてから売買の方向性を決めたい投資家は多く、積極的な売買は控えられました。その結果、取引量はさらに縮小し、東証プライムの売買代金は3兆5062億円、売買高は15億3819万株と冴えない商いでした。

日本市場単独ではやはり材料不足ですが、本日の動きはこれが常態化する可能性があることを示しています。短期売買に軸を移すか、あえて中期以上の期間で取引をする、当分はこの2択の中で選択をせめられそうです。

特に自動車など輸出関連の変動性が高まるのは必至なので、念頭に入れてトレード戦略を組んでください。

無事に抵抗線を突破するか、テクニカル的にも注目される日経

【各市場の動き】

株式指標
日経平均(円) 39,027.98 +125.48(0.32%)
TOPIX 2,712.59 +1.32(0.05%)
為替(日本時間 16:00)
ドル・円 155.50 - 155.52 -0.48(-0.30%)
ユーロ・円 161.28 - 161.30 +0.35(0.21%)
ユーロ・ドル 1.0370 - 1.0372 +0.0053(0.51%)
海外株式
NYダウ工業株30種(ドル)
S&P500種
ナスダック
債券・金利
長期(10年)国債金利(%) 1.180 -0.010
米10年国債(%)
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