OPENING BELL ・ 2026.08.27
エヌビディア好決算も反応薄、夜間先物290円安
日経平均の見通し
3 POINTS
まず、ここだけ押さえる
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夜間先物は66,120円。前日比は-290円です。
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本日の予想レンジは65,700~66,800円。重要な価格帯を確認。
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2026年8月27日の東京株式市場は、前日の終値をやや下回って始まりそうです。
数字だけを、先に確認
KEY LEVELS
判断に使う水準
01
市場の見通し
2026年8月27日の東京株式市場は、前日の終値をやや下回って始まりそうです。日本時間の今朝5時20分すぎに米エヌビディアの5〜7月期決算が発表され、売上高も1株利益も市場予想を上回りましたが、時間外の株価は208ドル86セントと0.38%安で、素直な買いにはつながっていません。夜間取引の日経平均先物(9月限)は大阪取引所の日中清算値比290円安の6万6120円で午前6時の取引を終えました。26日の日経平均株価の終値は6万6262円16銭ですから、寄り付きは6万6100円前後が見込まれます。本日の予想レンジは6万5700円〜6万6800円と想定します。
買い一巡後の重しになりそうなのが、あす28日にジャクソンホールで予定されるウォーシュFRB議長の講演です。9月16日のFOMCを前に、踏み込んだ発言は控えられるとの見方も多く、それまでは持ち高を膨らませにくい地合いが続きます。為替は、27日午前8時時点のドル円が1ドル=159円30銭前後で、前日26日午前8時時点の159円20銭前後に比べて10銭の円安です。ユーロ円は1ユーロ=185円65銭前後で、前日朝の185円89銭前後から24銭の円高になりました。どちらも値幅は小さく、輸出関連の追い風にも重荷にもなりません。
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予想を上回る数字が並んだ26日の米国市場は、3指数そろって小幅に下げました
26日の米国市場は、主要な3つの指数がそろって小幅安で終わりました。ダウ工業株30種平均は前営業日比113ドル52セント安の5万3463ドル88セントと4日ぶりに反落、S&P500種株価指数は1.58ポイント安の7675.70、ナスダック総合指数は21.10ポイント安の2万6130.20です。取引時間中に発表された7月のPCE価格指数は前年同月比3.7%と予想を0.1ポイント上回り、コア指数は3.3%と予想どおりでした。4〜6月期のGDP改定値は前期比年率1.5%で据え置かれた一方、個人消費が3.2%から3.4%へ上方修正されています。物価も景気も強めの数字が並んだことで、10年物国債の利回りは0.020%高い4.649%へ上がり、2年債も0.035%高い4.209%となりました。
引け後に出たエヌビディアの決算が、東京市場にとっての本題です。5〜7月期の売上高は962億2000万ドルで、市場予想の923億8000万ドルを上回りました。調整後の1株利益は2ドル22セント(予想2ドル9セント)、主力のデータセンター部門は890億2000万ドル(予想858億6000万ドル)です。8〜10月期の売上高見通しも1058億4000万ドルから1101億6000万ドルと、予想の1051億5000万ドルを超えています。それでも通常取引を1.59%安の209ドル66セントで終えたあと、時間外はさらに0.38%下げました。数字が良くても株価が上がらないという反応は、アドバンテストや東京エレクトロンにも持ち込まれやすくなります。
03
本日の投資戦略
エヌビディアの決算は、数字だけを見れば文句のつけようがない内容でした。16四半期続けて市場予想を上回り、フアンCEOは新型チップ「ヴェラ・ルービン」の量産開始にも触れています。それでも株価が動かなかったという事実のほうが、今日の東京市場には効いてきます。国内の経済指標に目立ったものはなく、海外も今夜21時30分の米新規失業保険申請件数と卸売在庫の速報値にとどまります。指数を動かす材料は、寄り付きで半導体株がどう反応するかにほぼ集約されます。
市場が見ていたのは、962億ドルという実績よりもその先の数字でした。8〜10月期の見通しは中央値でおよそ1080億ドル、四半期の売上高が初めて1000億ドルを超える計算になります。予想を上回ってはいますが、上振れ幅は3%弱にとどまりました。内訳を見ると、データセンター部門は予想を3.7%上回り、そのうちハイパースケール向けは487億1000万ドルと予想の435億5000万ドルを11.8%も上回っています。一方でAIクラウド・産業・エンタープライズ向けは403億1000万ドルと、予想の419億6000万ドルに届きませんでした。伸びているのは一部の大口顧客であり、裾野が広がっているわけではない。時間外の冴えない反応は、この偏りを読んだ結果と見るのが自然です。
半導体株が寄り付きで買われても、そこで飛びつく理由は今日はありません。26日の日経平均は6万6262円16銭で終え、75日移動平均線の6万6370円のすぐ手前にいます。5日移動平均線は6万5976円、25日移動平均線は6万5633円ですから、下は5日線までが押し目を拾える範囲、上は75日線が最初の関門という並びです。夜間取引の安値6万5750円は5日線のわずかに下にあたり、ここを日中に割り込むようなら、決算を好感できなかった売りが東京市場でも出ていると判断します。75日移動平均線の6万6370円を前場のうちに上回れないままなら、最大の材料を通過しても指数は動かなかったということですから、あす28日のウォーシュFRB議長の講演までは新しい買いを見送ります。
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エヌビディアの決算は、数字だけを見れば文句のつけようがない内容でした。
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市場が見ていたのは、962億ドルという実績よりもその先の数字でした。
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半導体株が寄り付きで買われても、そこで飛びつく理由は今日はありません。
本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
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