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2019年3月19日の東京株式市場は小幅に反落しました。
終値は前営業日比17円65銭(0.08%)安の2万1566円85銭で終えました。
米国市場が石油、金融銘柄を中心上昇を続けましたが、
日本市場は利益確定が優先され、下げ幅を拡大させた後、
小幅の下落まで持ち直して終わりました。
様子見が予想される明日の後、米国市場の方向性が決まると
日本市場にも次のチャンスが到来するタイミングです。
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】
米国市場は続伸になりました。
ダウ工業株30種平均は4日続伸して、
前営業日比65ドル23セント(0.3%)高の2万5914ドル10セント、
ナスダック総合株価指数は2日続伸して
前営業日比25.951ポイント(0.3%)高の7714.478で取引を終えました。
高値圏まで勢いよく進んだ分、頭打ちの領域に入ってきましたが、
ナスダック総合株価指数は2018年10月9日以来
5カ月ぶりの高値を記録し、節目とされる7700台に乗せました。
上昇をリードしたのは石油、金融でした。
OPEC加盟国やロシアなどの有力産油国が減産の延長を協議したと伝わり、
原油先物が高騰、石油関連銘柄に買いが入りました。
またドイツ銀行とコメルツ銀行案が浮上したことで
金融銘柄の安定化に繋がるとの見方で金融銘柄も上昇しました。
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【日本市場の動向】
日本市場は方向感のない様子見の相場を続けました。
朝方は米国市場の上昇幅が小さくなったことで
小幅の売り先行でスタート、
続伸してきた動きへの反動で利益確定も出て、
寄り付き直後は150円の下げ幅まで進んだ場面もありました。
小売銘柄が決算発表直前で様子見のために一旦ポジションを閉じる動きで
市場を押し下げましたが、大きな下落要因もないことから
下げ幅を縮小させ、小幅の反落で本日の取引を終えました。
保険業やその他金融業、銀行などの金融関連が上昇率上位を占め、
パルプ・紙、非鉄金属の素材系や機械、電気機器などの景気敏感銘柄に
資金が向かいました。
材料不足により売買は引き続き低調で、本日も2兆円を割り込みました。
東証1部の売買代金は1兆8954億円、
売買高は11億401万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1464、
値上がりは597、変わらずは74でした。
日経の日足は長い下ヒゲ、短い上ヒゲを持つトンボを形成しました。
実体が小さいことで迷いが強いという解釈ですが、
同時に下値は堅いとされ、安値では25日線の直前で止まりました。
前日の高値と安値は切り下げたので形では下落、
まとめると「下値の堅い小康状態」といえます。
様子見や、上下に変動する動きは今週中続く見通しでしが、
現在の流れを保つなら投資家心理が弱まってはないとみることができ、
来週からは期待できるのではないでしょうか。
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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】
本日は朝方崩れ、午後から持ち直しという展開でした。
米国市場が続伸したことから考えると
ネガティヴ材料ですが、午後から持ち直したことで
まだ下は堅いと言える動きを見せました。
明日は絶好の様子見相場になる要因を持っています。
休みの前日に、休みの間にFOMCの結果を消化することから
明日新たに買いか空売りなどのポジションを立てることは難しいでしょう。
ただ、FOMCでは利上げの見送りが確実と見られ、
実際の結果によって米国市場が押し上げられる場合は
日本市場にもポジティブな影響が予想されるので、
休み明けからは積極的になる場面があると予想します。
注目する部門は大型・主力銘柄。
本日の動きを規模別でみると主力部門だけがプラスで
新年度に向けて機関投資家が新たなポジション作りを始めている様子が伺えます。
個人投資家も当分はこの動きについて行っていいでしょう。
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【各市場の動き】
日経平均(円)
21,566.85 -17.65(-0.08%)
ドル・円
111.25 – 111.26 -0.23(-0.20%)
ユーロ・円
126.24 – 126.28 -0.27(-0.21%)
NYダウ(ドル)
25,914.10 +65.23(0.25%)
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