2015年2月20日の東京株式市場は3日続伸しました。
終値は前日比67円51銭(0.37%)高の1万8332円30銭でした。
日本企業の堅調な業績で先高観を反映して
2000年5月以来約15年ぶりの高値が連日で更新されています。
前日の米高株式市場は2/19に続いてまちまちな動き。
NYダウ30種平均は 前日比44ドル08セント安の
1万7985ドル77セントで続落、
ナスダック総合指数は7日続伸で、18.336ポイント高の4924.700で
2000年3月 以来、こちらも15年高値を連日で更新しながら取引を終えました。
原油価格の下落や、ギリシャの融資延長申請に対する不透明感が
投資家心理を冷やしています。
日本市場は原油価格の下落、企業の好調な業績を背景に続伸、
71円高で始まりました。
100円高までせまる動きも見られましたが、
上値では週末要因も加わり利益を確定する動きに押されました。
膠着感の強める中、一進一退を続けたあとは、
1万8,300円台をしっかりキープしながら引けました。
テクニカル的な側面で本日は週足をみて分析してみましょう。
2012年年末から始まった上昇トレンドは
パーティションが続くなかでしっかりあげてきており、
今週は1万8,000円台を抜けて力強い陽線を形成して引けました。
2014年の後半から上昇が加速する新たなパーティションが形成され、
明確なサインなしでは上昇トレンドが変わったとか、
過熱感が漂っている様子はありません。
(添付のチャート参照)
一つ気になることは、商いが薄くなっていることです。
東証1部の売買代金は概算で2兆3779億円で昨日の2兆5648億円と比べて、
縮小傾向にあります。
売買高も26億5354万株で昨日の24億615万株に比べると
商いが薄くなっているので、活発な回転販売よりは
利益の乗っている分を保持している傾向が強まっていると考えられます。
東証1部の値上がり銘柄数994でおよそ5割、値下がり銘柄数は721、
変わらずは147でした。
今週は15年ぶりの高値更新、新たなトレンドの発生に付き合うなど
貴重な体験満載の楽しい週でした。
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今週もお疲れ様でした。
ゆっくり休んでから来週も元気な姿でお会いしましょう。
■各市場の動き
日経:18,332.30 +67.51 20日
NYダウ(ドル): 17,985.77 -44.08 19日
ドル/円:118.65 – .66 -0.05円高 20日