2015年7月31日の東京株式市場は小幅に続伸 しました。
終値は前営業日比62円41銭(0.30%)高の2万0585円24銭でした。
前日の米国市場が小幅で反落したことや
月末の金曜日という月末・週末要因を受け、
朝方は反落して始まり、午前中は方向感にかけた展開を見せましたが、
主要企業の好決算が続くと、プラス圏に浮上して高値で引けました。
週末要因を織り込みながらも高値で引けたことで先高観が高まりつつあります。
前日の米高市場は小幅な反落で方向感のない展開になりました。
ダウ 30種平均は 3日ぶりに小反落して
前営業日比5ドル41セント(0.0%)安の1万7745ドル98セント、
ナスダック市場3日続伸して
前営業日比17.052ポイント(0.3%)高の5128.785で取引を終えました。
FOMC後の声明も終わるなど主要なイベントが一服する中、
決算の材料を中心に物色する方向感のない相場になりました。
日本市場は米国市場の方向感のない展開と、
7月31 日、月末の金曜日という月末・週末要因を受け、
朝方は反落して始まりました。
午前中は小幅に上下しながら方向感にかけた展開を見せて引けましたが、
前日に好業績を発表した富士フィルムなど値がさ株が
好業績を発表することで市場全体が押し上げられました。
週末で月末だった今週の日経は週前半までの続落の動きから
一旦取り戻す形で推移、週足では下ひげの長い陽線を形成しています。
しかし、形としては先週の高値と安値は切り下げる下落を演出、
まだ上昇トレンドへ復帰したと判断するのは早いと言えます。
面白いことに月足でも同じ形を形成しているので、
相場のトレンド判断がしづらい状況だと考えられます。
来週も今週に引き続き主要企業の決算発表が続くので、
やはり個別銘柄の材料による物色が続くと思われ、
出揃ったところで全体的な景気回復が確認されることで
上に向かっての復帰を期待したいところです。
今週もお疲れ様でした。
週末はしっかり休んで、元気な姿で再会しましょう。
■各市場の動き
日経平均(円):20,585.24 +62.41 +0.30%
NYダウ(ドル): 17,745.98 -5.41 -0.03%
ドル(円): 124.22-24 +0.08円安 +0.06%
ユーロ(円):136.36-38 +0.25円安 +0.18%