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2014年5月09日日経概況

2014年5月09日日経概況

2014年5月09日の東京株式市場は続伸しました。
終値は前日比35円81銭(0.25%)高の1万4199円59銭でした。

市場の大概の関係者が予想したとおり、朝方は売りが先行して
安くスタートしました。
前日の米国市場は高安まちまちで、上値が重い展開となています。
NYダウは前日比32.43ドル高の16550.97ドル、
NASDAQは前日比16.18ポイント安の4051.50ポイント、
S&P500は前営業日比2.58ポイント安の1875.63ポイントで終了して
上値の重さと共に高値圏にあるゆえに
どっちに向かうか迷っている様子を伺わせています。
ファンダメンタルズ的にはいつも先が読めないウクライナの情勢や
ナイジェリアに対する国際社会の圧力などが構えていますが、
どちらも現在のところ大きな影響を与えるような材料にはなっておりません。

テクニカル的にみてみましょう。
注目するものはいつもの日足から週足の方です。
14,000円を超える高値圏で去年の6月あたりからのラウンドトップを形成していますが、
13週線が26週と39週線をすべて上から下にクロス(デッドクロス)しています。
このような形になると、13週線が抵抗のように働き、
その線近くにあると勢いを押されることが見られます。
(2014年3月3日週、3月31日週などで確認できます。)
13週線を突破するまでは上昇に転じるには中々難しい状況ですね。
一目均衡表では、転換線にローソクが頭を抑えられている様子です。

さて、来週からですが、今週の水曜日から持ち合いを形成しているので、
水曜日の大きな陰線を上か下に抜けて
方向感を出してくれる必要がありますね。

この持ち合いを抜け出してからの判断になりますが、
中期的に下落続きというトレンドの判断には変更ありません。

 

2014年5月09日日経週足

2014年5月09日日経日足

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