2015年4月24日の東京株式市場は大幅に反落しました。
終値は前日比167円61銭(0.8%)安の2万0020円04銭でした。
今週2万円台達成してから連続した上げで、
含み利益をもった投資家が
目先の利益を確定する週末要因と
来週より本格化する決算発表結果を見極める動きで売りが膨らみました。
あってしかるべき調整であり、投資家を失望させるような
暴落の動きではありません。
前日の米国株式市場は続伸しました。
NYダウ30種平均は続伸して、
前日比20ドル42セント(0.1%)高の1万8058ドル69セント、
ナスダック総合指数も続伸して
前日比20.892ポイント(0.4%)高の
5056.063で取引を終えました。
米企業業績への先高期待、
4ヶ月ぶりの高値を記録した原油相場の上昇などを受けて
買いが先行しました。
午前中は売りが先行しましたが、
上昇要因を織り込みながら、徐々に上昇圏に入りましたが、
決算発表を見極めたいという心理で、
上値はやや重くなりました。
日本市場は米国市場の上昇を材料として受け入れず、
純粋な週末要因と様子見ムードが広がりました。
今週までためてきた、目先の利益を確定する動きと
週末要因が同時に働き、上値を抑えました。
昨日の解説でも伝えた通り、そろそろ調整という雰囲気が伝わる中で
ある意味当然の調整であり、下値を積極的に売り込むような動きにはなり辛い相場です。
今週のまとめはみましtあので、来週の展望です。
来週の前半は本格化する決算発表の雰囲気がまだ固まってないこと、
週足でみると高値圏で先週の陰線を包み込むつつみ線が出たことで
調整に入りやすい形になり、しばらくの調整が入る可能性が高いです。
月末要因も織り込み、決算発表が期待通りに順調な改善を示すことなら
週後半に反発、再び上昇モードに戻る可能性が高いでしょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆3091億円、
売買高は21億3939万株で商いも昨日より
大幅に細ボリました。
東証1部の値上がり銘柄数は742、
値下がりは969、変わらずは171でした。
■各市場の動き
日経: 20,020.04 -167.61 24日
NYダウ(ドル): 18,058.69 +20.42 23日
ドル/円: 119.34 – .38 -0.53円高 24日
今週もお疲れ様でした。
4月22日終値で2万円載せという歴史的な日が刻まれた
素晴らしい一週間でした。
来週から本格化する決算発表に向けて、
週末はゆっくり過ごし、元気よく走っていきましょう。
いつものように金曜日は終電まで飲んで、
週末は思いっきり贅沢して過ごしてください。
その間に私は貯蓄します。→冗談ですよ。