【市場の総括】
2025年4月1日の東京株式市場は小反発しました。終値は前日比6円92銭(0.02%)高の3万5624円48銭で取引を終えました。4月2日、3日に大きなイベントを控えており、様子見の相場でした。
相互関税、追加関税などのイベントが予定されており、その詳細が明らかになってない状況では一方的にポジションを傾けることが難しく、6円高という数字に投資家の迷いが現れています。
||米国市場は幅のある反発
前日の米株式市場は営業日ぶりに反発し、前週末比417ドル86セント(1.00%)高の4万2001ドル76セント、ナスダックは4日続落し、前週末比23.704ポイント(0.13%)安の1万7299.287、S&P500種反発し、前日比30.91ポイント(0.55%)高の5,611.85で取引を終えました。
先週末まで5%以上を下げていた相場に対して自律反発を狙う買いが入りました。ディフェンシブ銘柄を中心に買いが進みましたが、S&P 500はテクニカル的に意識される価格を割り込む場面もあり、方向感の定まらない動きでした。

【 今後の投資戦略】
世界が固唾を飲んで注目しているのは今週の主要なイベント。4月2日:相互関税の内容を公表、4月3日から輸入自動車への25%追加関税が発動。この2つのイベントに対して持つ印象は「ネガティブ」というより、「わかんない」です。
もちろん相互関税や追加関税は国際貿易に与える影響が大きく、ネガティブな材料に間違いありません。しかし、市場が嫌うのはネガティブよりも先行きの不透明さです。ネガティブが予予想される場合は、それに合わせて下向きの戦略を組み、実際に投資行動に移していけばいいだけの話です。
これが相場への折り込みと言う事ですが、発表する直前までも詳細がどうなるのか、また別の話が彼の口から飛び出るのではないかなど、不確定要素が多すぎると、どちらに向かってリスクテイクすればいいのかがわからなくなります。それは我々の日常生活にも言えることです。物価高が進みそうだと言うネガティブな材料に対しては、節約志向を高めるなど対策を立てて行動することができます。しかし、毎日のように物価が変動する場合は、どちらに合わせて消費計画を立てれば良いのか全くわからなくなります。
そういう意味で3日に実際に追加間が発動される場合は、見通しが立てやすく方向感が出やすくなるでしょう。そこまで、当分はディフェンシブ銘柄の強さが保ち続けられます。
【各市場の動き】
株式指標 | ||
---|---|---|
日経平均(円) | 35,624.48 | +6.92(0.02%) |
TOPIX | 2,661.73 | +3.00(0.11%) |
為替(日本時間 16:00) | ||
---|---|---|
ドル・円 | 149.96 - 149.97 | +0.83(0.55%) |
ユーロ・円 | 162.03 - 162.04 | +0.50(0.30%) |
ユーロ・ドル | 1.0804 - 1.0805 | -0.0027(-0.24%) |
海外株式 | ||
---|---|---|
NYダウ工業株30種(ドル) | 42,001.76 | +417.86(1.00%) |
S&P500種 | 5,611.85 | +30.91(0.55%) |
ナスダック | 17,299.287 | -23.704(-0.13%) |
債券・金利 | ||
---|---|---|
長期(10年)国債金利(%) | 1.500 | +0.015 |
米10年国債(%) | 4.208 | 0.034 |