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日経2134円安、ソフトバンクG1銘柄で485円押し下げ|日経平均の概況【8月19日】

TBLMARKET NOTEAI × INVESTMENT INTELLIGENCE

CLOSING BELL ・ 2026.08.19

日経2134円安、ソフトバンクG1銘柄で485円押し下げ

日経平均の概況

8月19日 17:30更新読了目安 6分

3 POINTS

まず、ここだけ押さえる

  1. 01

    日経平均は2134円31銭安の6万5326円42銭と大幅続落。7日以来およそ2週間ぶりに6万6000円を割り込みました。

  2. 02

    オープンAIの成長鈍化報道でソフトバンクグループが1割安となり、1銘柄で指数を約485円押し下げています。

  3. 03

    海運や医薬品には買いが入りました。明日は6万5000円を守れるかどうかが目先の分かれ目です。

日経平均65,326.42円-2,134.31円
TOPIX4,012.31-127.91
ドル・円159.13円-0.48円
売買代金10.1兆円高水準

KEY LEVELS

判断に使う水準

上値の目安65,326円上側の判断水準
中心価格65,200円値動きの分岐点
下値の目安65,000円下側の判断水準
この記事の目次
  1. 01市場の総括
  2. 02今晩の米国市場の注目ポイント
  3. 03今後の投資戦略

01

市場の総括

19日の東京株式市場で日経平均株価は前日比2134円31銭(3.16%)安の6万5326円42銭と大幅に続落しました。7日以来およそ2週間ぶりに6万6000円の節目を割り込んでいます。TOPIXは127.91ポイント(3.09%)安の4012.31と反落しました。東証プライムの売買高は25億1136万株、売買代金は10兆1151億円です。値上がりは全体の23.2%にとどまり、値下がりが74.2%を占めました。日経平均採用銘柄では値上がり45、値下がり179、変わらず1と、ほぼ全面安です。一方、10年物国債の利回りは2.879%と、前日の2.945%から低下し、一時2.9%を下回りました。

下げの発端は、オープンAIの4〜6月期の売上高の伸びが鈍っていると伝わったことです。前日の米国市場で傘下の英アームが6%を超えて下げていたソフトバンクグループは、朝方に7.78%安の5376円まで売られ、大引けは10.34%安の5227円まで下げ幅を広げました。個人向け社債を1兆円規模で発行すると報じられたことも嫌気されています。同社1銘柄で指数を約485円、アドバンテストと合わせて約687円押し下げました。キオクシアホールディングスが12%を超えて下げるなど、AI・半導体関連は総崩れです。世界的な長期金利の上昇も重なりました。業種別では電気機器が下落率トップで、非鉄金属やガラス・土石製品も安く、上昇したのは中東情勢を映した海運業や鉱業、石油・石炭製品、医薬品などにとどまります。為替はドル円が16時時点で159円13銭と、前日の159円61銭から48銭の円高でした。

02

今晩の米国市場の注目ポイント

18日の米国市場は、ダウ平均が0.22%安の5万3343ドル40セント、S&P500が0.69%安の7691.76、ナスダック総合が1.33%安の2万6289.71と、そろって3日続落しました。ホルムズ海峡の封鎖懸念で原油が上昇し、世界的に長期金利が上がるなかでAI関連の成長株が売られ、SOX指数は5%を超えて下げています。

今晩の最大の関門は、日本時間20日午前3時に公表される7月のFOMC議事要旨です。決算はアナログ・デバイセズなど数が少なく、材料はこの議事要旨に集中します。時間外の米株先物は日本時間13時30分でS&P500先物が7706.25と7.75ポイント安、ナスダック100先物が2万9521.75と64.25ポイント安、ダウ先物は50ドル安と小動きでした。焦点は長期金利です。米10年債利回りは18日に0.018%低下して4.704%となりましたが、30年債は5.282%と一時2007年以来の高さをつけています。議事要旨から早期利上げへの慎重さが読み取れれば金利は落ち着きますが、そうでなければ27日からのジャクソンホール会議まで長期金利の上昇圧力が残り、ハイテク株の重しが続きます。

03

今後の投資戦略

オープンAIの4〜6月期の売上高が伸び悩んでいる、という報道が一本出ただけでした。それだけで日経平均は2134円31銭下げ、そのうち485円をソフトバンクグループ1銘柄が作っています。アドバンテストを足せば687円で、下げ幅の32%です。同社の出来高は5002万株にふくらみ、株価は603円安の5227円まで下げました。ここで見ておきたいのは、残りの1447円は別の理由で下げているという点です。値下がり銘柄は東証プライムの74.2%を占め、売買代金も10兆1151億円と商いは細っていません。本日は、AI関連という一つの物語への売りと、世界的な長期金利上昇による全体の評価下げが同じ日に重なりました。前者はソフトバンクグループとキオクシアホールディングスの株価で、後者は米30年債の5.282%で測れます。

もっとも、報道の中身がそのまま業績に直結すると決まったわけではありません。オープンAI側からの説明はまだなく、いま確認できるのは株価の方だけです。私が明日から見る数字は3つあります。ソフトバンクグループの5227円、米10年債利回りの4.704%、そして日経平均の6万5000円です。ソフトバンクグループが5227円を割ったまま戻らないなら、AI関連の建玉は指数の戻りに関係なく減らします。6万5000円は本日の終値6万5326円42銭からわずか326円しか離れておらず、昨夜のシカゴ日経平均先物6万6215円からは900円ほど下にあります。逆に、海運や医薬品のように原油と金利で説明のつく業種は、今日の物色が明日も続くかどうかを1日分の値動きで確かめられます。今夜の相場は日本時間20日午前3時のFOMC議事要旨で決まりますから、AI関連の新規買いは明日の寄り付きではなく、その中身を読んでからにします。

本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。

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