2014年4月1日の東京株式市場は一進一退の方向感ない展開をみせたあと、小幅に反落しました。
終値は前日比35円84銭(0.24%)安の1万4791円99銭でした。
米国市場のNYダウが100ドルを超える上昇を見せたことや、
103円台まで進んだ円安を反映して寄り付きは高くなりましたが、
日銀の短観が景気に先行きに関する懸念を抱く結果になるのを受け、
反落に転じました。
また前日までいわゆる「お化粧買い」などを反映して4日間続伸したことで
利益確定の動きも広がりやすい雰囲気になっていました。
日経全体の動きとしては25日移動平均線を抜け出ましたが、
再び25日先に引っかかっている様子になっています。
75日線に向かって上昇する形になっていますが、
前日の安値を下抜いてくると、
雰囲気的は一気に下に向かって下降を強めることになる可能性があります。
今週末まではアメリカの雇用統計を念頭に入れながら、
神経質に動くことが想定されます。
個別銘柄でエントリーした方は雰囲気の急変にあわせて、
ポジションの半分は早めに利益確定するなどの対応が求められます。
■各市場の動き
日経225: 14,791.99 -35.84 1日
NYダウ(ドル) : 16,457.66 +134.60 31日
ドル/円: 103.23 – .26 +0.26円安 1日 16:30