2015年3月23日の東京株式市場は 大幅に続伸しました。
終値は前週末比194円14銭(0.99%)高い1万9754円36銭でした。
15年ぶりの高値を連日で引き上げています。
週末の間に起きた欧米株高に加えて、
3月末の権利落ちを目的にする買いなどが相場を牽引して
上昇へと導きました。
週末の米国市場は上昇しました。
NYダウ30種平均は前日比168ドル62セント(0.9%)高の
1万8127ドル65セント、
ナスダック総合指数は大幅高で
前日比34.039ポイント(0.7%)高の5026.418で取引を終えました。
変動生の高まる動きを反映した自律反発の範疇だと
判断することができます。
日本市場はこれといった材料がない中、47円高で寄り付き、
しばらくすると上昇幅を拡大していきました。
欧米株高に加え、アジア市場も堅調な動きをすると、
リスクオン状態になっている良好な需給関係を背景に
上昇幅を拡大、
大幅な上昇で1万9700円台にのせてきました。
いよいよ2万円台が視野に入ってきて、
今週中にも突破する可能性が高いと判断されています。
東証1部の売買代金は概算で2兆4112億円、
売買高は18億8567万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1228で全体の65%、
値下がりは529、変わらずは117でした。
テクニカル的には申し分のない上昇基調で、
加熱感のでる指標を無視するからのように上昇を続けています。
長期的な月足でみても2007年の月足を明確に抜け出し
2000年4月の高値に近づいています。
2万円という大台に夢中になっている市場の雰囲気から、
達成した後は一回休みを挟んで前回の高値に近づくものとみられます。
上昇に乗っているものは特別なサインがない限りは保持、
新規の仕込みは目が向き始めている中・小型の中で物色するのが
いいでしょう。
■各市場の動き
日経: 19,754.36 +194.14 23日
NYダウ(ドル) : 18,127.65 +168.62 20日
ドル/円: 119.96 – .00 -0.84円高 23日