2015年3月31日の
東京株式市場は大幅に反落しました。
終値は前日比204円41銭(1.05%)安い1万9206円99銭でした。
2014年会計年度の最終日に当たる本日、
米国株の大幅な続伸など外部環境の改善を受け、買いが先行しましたが
年度末の最終日ということもあり、上値が重く下落して終わりました。
前日の米国市場は大幅な続伸となりました。
NYダウ30種平均は前週末比263ドル65セント(1.5%)高の
1万7976ドル31セント、
ナスダック総合指数も続伸して
前週末比56.222ポイント(1.1%)高の4947.441で取引を終えました。
大きな下落になった 前週の反動で、
目先の戻りを見込んだ買いが大量に入った他、
大きなM&Aのニュースで収益改善の期待が高まりました。
日本の市場は大幅な米国市場の動きを受け、
小幅高く始まり、上昇幅を拡大、
200円近くの上昇も見られましたが、
次第に上値が重くなり、下落に転落しました。
上昇分を打ち消した後は下げが加速、
下値では戻すことなく、本日の安値で引けました。
まだ上昇に転じたわけではないということは
昨日の解説で伝えた通りで、
再び調整に入っていく可能性もあります。
テクニカル的には昨日の続き
先週も木曜日に5日移動平均線を割り込んでから、
5日・25日移動平均線に挟まれた動きになりました。
高値圏での持ち合いという形には変更がなく、
1万9,100円までの調整、反発となるかがチェックポイントになります。
明日から新年度4月が始まります。
好決算が期待される企業の業績発表と
新規ポジションを組む機関投資家の動きを反映して、
伝統的に「春高相場」と呼ばれる季節です。
さて、今年も期待して2万円台を目指していきましょうか。
東証1部の売買代金は概算で2兆9382億円、
売買高は23億6425万株、年度末ということもあり、
前日よりは大きな商いになりました。
東証1部の値下がり銘柄数は910、値上がりは836、
変わらずは130でした。
■各市場の動き
日経: 19,206.99 -204.41 31日
NYダウ(ドル): 17,976.31 +263.65 30日
ドル/円: 120.18 – .22 +0.51円安 31日