決算シーズン到来！
決算シーズンが到来しました。長期保有を目的とした投資家には少し気にする程度で問題ないのですが、スイングトレーダーにとっては重要視しないといけないものの1つとなります。それはなぜなのか、そして、決算日を見逃さない方法をお伝えします。
Yahoo!ファイナンスより抜粋
短期スイングトレーダーには絶対外せない
デイトレーダーや長期投資家にはそこまでの影響がないと冒頭では書きました。それはなぜか。デイトレーダーはそもそも、その日の動きだけを追いかけてトレードを行うので、決算結果を待たずとも取引は完結していることが多く、長期投資家はその企業を応援したい、配当や優待が目当てなので直近の値動きは気にしない人が多いからという理由があります。
ではなぜ、スイングトレーダーは特に注意して気にしなければならないのか？
決算結果で大きく動いた例です。パソナグループ＜2168>は順調に上げてきた後、しばし持ち合いを形成。決算結果を受け、支えとなる2618円付近を大幅に割り、ストップ安。その後2日連続で下落した後、ようやく価格を戻し始めているが、500円の下落を戻すにはかなりの力が必要。
予想通りか否かは関係ない
決算予想はあくまでも予想。しかも、最近の傾向は決算発表結果に対する反応が読めなくなっているということがあります。
結果が良かったから必ずしも株価が上昇するわけでもなければ結果が悪かったからと、暴落するわけでもない。織り込み済みという言葉も存在する。
短期スイングトレーダーは果たしてこんな暴落に耐えられるのだろうか・・・
空売りしてるトレーダーならウハウハだろうが逆も然り。暴騰することだってあり得るわけだ。
短期スイングトレーダーにはギャンブル的要素を持った決算発表日にもなりうる。
そのため、TBLではスイングトレードをする人には必ず決算日は持ち越さないように指導している。こんな値動きをされてしまっては、後が続かなくなるからだ。限られた投資予算で大幅に資金を持っていかれてしまっては、モチベーションも下がってしまうことだろう。
しかし、決算日がいつなのか、気がつけば決算をまたいでしまっていた。なんて経験はないだろうか？
事務局もやらかした記憶がちゃんとある（笑）
決算日を見逃さないために
自分が保持している銘柄数が少なければ、決算日を頭に入れておくことも可能。携帯のスケジュールに登録しておくというのも一つの手だと思う。
しかし、毎年それを繰り返して入力しなければならないのは少し手間にならないだろうか？後まわしにして忘れることだってあるんじゃないのだろうか？
ネット証券会社ではそれを教えてくれる便利なツールがある。
SBI証券の企業情報通知登録や楽天証券の銘柄情報通知メールがそれに当たる。これらを登録しておくと、決算日前にメールでお知らせしてくれるのだ。
これらを登録し、決算日前に一度決済をして暴落・暴騰に備えるようにしておくと投資資本を無駄に減らすことなく楽しいトレードができるようになるだろう。
相場は逃げない。損小利大を目指し、日々精進していこう！
設定方法を動画で解説
TBLで主に利用しているSBI証券での設定方法を動画にて解説。こちらを参考に設定してみては？