とある母娘の話
先日、とある母娘の会話を聞いて、驚いた
母：ジョンさんの本を読んだ後、経歴をとある茶道の先生に見せたのよ。なんて言ったと思う？
娘：さぁ・・・
母：「韓国人と中国人は信用したらあきませんよ、だます人がほとんどですよ、投資は絶対損する」と開口一番こうよ・・・
話にならん（笑）
娘：・・・ この時代にまだ、こんなこという人いるんやね。
と。
この母70代。割と柔軟な考えの持ち主で、パソコンもそれなりに使えるような人。気になることはパソコンできちんとリサーチし、現地へ行って話を聞くことも嫌がらないタイプ。なので、外国人がどーのとか、投資がどーのとか、最初は否定的でも自分が納得すれば柔軟に考え方を変えられる人なのです。
反対に茶道の先生は50代。娘と同年代なわけですが・・・
世代的に韓国や中国に対していい印象がない人が多いのは確かです。ですが、実際その人に会って話をしたわけでもなく一括りで片付けてしまえるほど、人間の個性は少なくありません。
逆を言えば韓国や中国でも反日感情を持った人たちのニュースは大量に流されますが、一方で親日の人たちのニュースは流れることがほとんどありません。
これだけ情報が自分で取得できる時代に先入観だけで会話をしてしまう、それが次の世代にも同じように伝わってしまうということを懸念せざるを得ません。
投資においても同じこと
この茶道の先生がおっしゃったように、投資は絶対損をする。これは一体何を根拠にこんな話をされたのか？
お金の話をタブーとしていたこの世代は特に、株式投資はギャンブルだというイメージが強いのでしょう。
その先入観から投資について学ぶという意識が芽生えないと言えるのではないでしょうか？
何事においても学ぼうとしない、自ら調べようとしないそういう人たちが一定数居ます。だけど、儲け話は気になる・・・そんな気持ちを逆手に取って詐欺が横行してしまっているのではないかと、事務局は思うのです。
まずは疑ってかかり、徹底的に調べる
楽して儲けたいなんて、誰もが思うこと。だけど、美味しい話には裏があるものです。何事もまずは疑ってかかる事務局は先生との出会いもひどいものでした（今となっては笑い話）
マレーシアで出会い、マレーシアという地で韓国人が日本語で日本の株式投資を教える。これだけ聞くとめちゃくちゃ怪しくないですか？（笑）
投資に興味はあったものの、そうやって紹介された事務局は変な壺でも買わされるんじゃないかと、恐る恐る最初の体験に赴きました。それから徹底的に自分の疑問を先生にぶつけて潰し、納得してから先生の元で投資を学ぶことにしたのです。先生にとってはとってもやりづらい生徒の一人だったことでしょう。
美味しい話には裏がある
「あなたもすぐに億万長者！」「10万円の投資で1000万円が直ぐ目の前に！」「1000万円稼ぐ手法を無料で公開します」などなど、なんとも美味しい話がsnsを通じていっぱい流れてきます。上手な誘い文句でついつい始めてみようかと思っていましますが、そんな美味しい話が本当にあるのでしょうか？都会でも田舎でも高齢者が多くの資産を騙されて取られてしまっています。
これは金融リテラシーの低さと人間の欲を上手に利用した詐欺師たちの手腕と行ったところでしょう。
美味しい話には裏がある。それを大前提に自分で調べて納得したものに自分の大事な資産を預けたい
無料のセミナーも世の中には多く存在します。全てにおいてが詐欺グループのものだとは言いません。きちんとバックグラウンドがしっかりしているものも、もちろんあります。
何事においても、見極めるには自分がしっかり学ばないとダメなのです。
逆に言えば、有料セミナーは皆さんの大事な資金を受け取って開催するもの。下手なことはできません。主催する側も自信を持って開催できるものにしているのです。
有料か無料か、これも見極めの一つになってるんじゃないのかなーと思う事務局でした。