【市場の総括】
2026年4月23日の東京株式市場は4営業日ぶりに反落しました。終値は前日比445円63銭(0.75%)安の5万9140円23銭で取引を終えました。TOPIXは28.61ポイント安の3,716.38で、下落率は0.76%となり、日経平均とほぼ同程度の調整となりました。東証グロース市場指数は1,005.73と28.33ポイント安、下落率は2.74%とメイン指数に比べて調整色が一段と強まりました。
日経平均は寄り付き後に半導体関連への買いが先行し、史上初の6万円台に到達しましたが、その後は達成感と高値警戒感からの手仕舞い売りが急速に広がりました。業種別では、空運、非鉄金属、サービスなど27業種が下落する一方、鉱業、不動産、機械など6業種が上昇と、エネルギーやディフェンシブの一角に物色が向かいました。
||米国市場は3指数揃って上昇
22日の米株式市場は3営業日ぶりに反発し、終値は前日比340ドル65セント(0.69%)高の4万9490ドル03セント、ナスダックは3営業日ぶりに反発、終値は前日比397.603ポイント(1.63%)高の2万4657.567、S&P500種も3営業日ぶりに反発し、終値は前日比73.89ポイント(1.04%)高の7137.90で取引を終えました。
米10年国債利回りは4.304%と小幅ながら上昇し、4%台前半での高止まりが続いています。原油先物(NY原油)は94.60ドルと1.76%上昇し、エネルギー関連株には追い風となる一方で、インフレ再燃懸念を意識させる水準になりつつあります。
【 今後の投資戦略】
本日は、日経平均が初の6万円台を一瞬ながらも達成した後、達成感からの利益確定売りで反落したという「節目の相場」でした。AI・半導体関連に資金が集中しすぎた反動で、ハイベータ株の調整とディフェンシブ銘柄へのローテーションが同時進行した点が印象的です。
指数としては、6万円を節目とした「上値抵抗帯」が意識される一方、59,000円近辺には押し目買いも控えており、レンジ内でのもみ合いがしばらく続きやすいと考えます。
業種別では、これまで相場をけん引してきた半導体やハイテク関連が軒並み調整し、代わりに鉱業や不動産、ディフェンシブの一部に資金がシフトしました。
AI・半導体関連は中長期成長ストーリーに変化はないものの、短期的な過熱感から、決算前後のイベントを通過するまでは上下に大きく振れやすい局面です。今後は、エネルギー関連・不動産・一部金融といったセクターへの分散投資と、バリュエーションが極端に高い高PER銘柄への過度の集中を避けることが重要になります。
【各市場の動き】
| 株式指標 | ||
|---|---|---|
| 日経平均(円) | 59,140.23 | -445.63(-0.75%) |
| TOPIX | 3,716.38 | -28.61(-0.76%) |
| 為替(日本時間 16:00) | ||
|---|---|---|
| ドル・円 | 159.67 - 159.68 | +0.46(0.28%) |
| ユーロ・円 | 186.87 - 186.88 | -0.29(-0.15%) |
| ユーロ・ドル | 1.1702 - 1.1704 | -0.0053(-0.45%) |
| 海外株式 | ||
|---|---|---|
| NYダウ工業株30種(ドル) | 49,490.03 | +340.65(0.69%) |
| S&P500種 | 7,137.90 | +73.89(1.04%) |
| ナスダック | 24,657.567 | +397.603(1.63%) |
| 債券・金利 | ||
|---|---|---|
| 長期(10年)国債金利(%) | 2.420 | +0.025 |
| 米10年国債(%) | 4.304 | +0.007 |





