【市場の総括】
2026年7月13日の東京株式市場は3営業日ぶりに反落しました。終値は前週末比1315円00銭(1.92%)安の6万7242円73銭で取引を終えました。TOPIX(東証株価指数)は4,007.49と前日比28.59ポイント安(-0.71%)で、日経平均ほどではないものの下落しています。 東証グロース市場250指数は716.87と前日比2.01ポイント安(-0.28%)と、主力大型株に比べれば下げは限定的でした。
下落要因としては、まず韓国株式市場の急落と韓国半導体大手の大幅安が挙げられ、これをきっかけに日本のAI・半導体株にも売りが波及しました。 中東情勢の緊迫でリスク回避ムードが強まり、アジア株全体に売りが広がったことも投資家心理を冷やしています。
||米国市場は3指数揃って小幅な上昇
10日の米株式市場は続伸し、終値は前日比149ドル60セント(0.28%)高の5万2637ドル01セント、ナスダックは3日続伸し、終値は前日比74.717ポイント(0.28%)高の2万6281.607、S&P500種も続伸し、終値は前日比31.75ポイント(0.42%)高の7,575.39で取引を終えました。
主要3指数がそろって上昇しています。 フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は12,967.16と前日比7.16ポイント高(+0.06%)と、小幅ながら続伸しました。上昇要因としては、米主要企業の業績期待が根強いなか、AI関連や大型ハイテクに買いが入り、SOX指数も小幅ながらプラス圏を維持したことが挙げられます。 米経済指標に極端な弱さが見られず、ソフトランディング期待と利下げ観測のバランスがとれている点も、株式にとって追い風となりました。
【 今後の投資戦略】
業種別では、電気機器を中心とする半導体関連が大きく売られ、太陽誘電、安川電機、キオクシア、村田製作所、イビデンなどが値下がり率上位に並びました。 一方で、三菱UFJや三井住友FGなどのメガバンク、商社株の一角は物色され、金利上昇と資源価格高を背景に資金がシフトしています。 今後は、AI・半導体関連を短期的なボラティリティの高いセクターとして位置づけつつ、金融・商社・内需ディフェンシブをポートフォリオの安定軸とする戦略が有効とみています。
反面、短期的には韓国半導体大手の急落やアジア半導体サイクルの調整懸念がくすぶるなか、バリュエーションの高いAI・半導体関連の一部は、決算やガイダンスを確認するまで新規の大きな買いを控えるのが無難です。




