【市場の総括】
2026年7月9日の東京株式市場は4営業日ぶりに反発しました。終値は前日比924円80銭(1.38%)高の6万7743円85銭で取引を終えました。TOPIX(東証株価指数)は4,020.37と13.94ポイント高(+0.35%)と、小幅ながら3日ぶりの反発です。
為替はドル円が162円台前半で推移し、輸出関連株を中心に追い風となりました。前日の米国市場でナスダックとSOX指数が上昇したことから、日本の半導体・ハイテク株に買いが集中したことが上昇の要因となりました。
||米国市場は続落と反発でまちまちな動き
8日の米株式市場は続落し、終値は前日比576ドル76セント(1.08%)安の5万2348ドル39セント、ナスダックは反発し、終値は前日比51.962ポイント(0.20%)高の2万5870.652、S&P500種も続落し、終値は前日比-21.14ポイント(0.28%)安の7,482.71で取引を終えました。
中東情勢の緊張再燃や米長期金利の高止まりを背景に、景気敏感株・ディフェンシブ株ともに広く利益確定売りが出たことでダウ・S&P500は下落。AIサーバーや高性能半導体に対する需要期待が依然として強く、ブロードコムなど半導体関連が指数をけん引する形でナスダックおよびSOX指数は堅調でした。
【 今後の投資戦略】
本日は、日経平均が大幅反発しつつも、TOPIXの上昇は限定的で、指数間で動きの差が出た1日でした。
背景には、AI・半導体関連など日経平均寄与度の高い大型グロース株への資金集中があり、指数としては日経優位・TOPIX慎重という構図です。今後も円安とAI投資テーマを背景に、日経平均は押し目買い優勢、TOPIXは金利上昇やバリュー株の出遅れ感を意識しながらのもみ合いが続くと見られます。
AI・半導体設備投資や自動化ニーズの高まりを背景に、グローバルな設備投資サイクルの恩恵を受けやすいので、産業機械・ロボットの注目度は継続して高いでしょう。





