CLOSING BELL ・ 2026.10.12
祝日取引の先物320円安、NY金は4216ドルへ上昇
日経平均の概況
3 POINTS
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祝日取引の日経225先物12月限は6万9150円で、9日の日中清算値から320円安となりました。
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日中立会は6万9050円から6万9350円の狭い値幅で下げ渋り、9日夜間立会の終値6万8970円は上回りました。
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米国は14日の消費者物価指数と15日のTSMC決算を控え、持ち高を傾けにくい週に入っています。
数字だけを、先に確認
KEY LEVELS
判断に使う水準
この記事の目次
01
本日の祝日取引総括
本日はスポーツの日で東証の現物市場が休場でしたが、大阪取引所は祝日取引として日経225先物・オプションの日中立会を8時45分から15時40分まで通常どおり実施しました。日経225先物12月限は6万9150円で、9日の日中清算値6万9470円から320円安、下落率は0.46%です。一方で9日の夜間立会の終値6万8970円からは180円高く、週明けの入り口としては下値が締まった形です。9日に算出された10月限のSQ値は6万8465円23銭で、次のSQは11月13日の11月限です。為替は16時時点でドル円が158円40銭前後、ユーロ円が177円50銭前後でした。
値動きを作ったのは、前週末9日の米国市場です。ダウ工業株30種平均は423ドル31セント高の5万1654ドル95セント、S&P500種株価指数は46.18ポイント高の7811.54、ナスダック総合株価指数は172.83ポイント高の2万7366.17とそろって上昇した一方、SOX指数だけは0.41%安で3日続落しました。日経225先物は指数寄与が電気機器に偏るため、ダウの400ドル高よりも半導体の3日続落が素直に効きます。現物市場が動かない日は裁定取引やヘッジの売買が入らず出来高が薄く、テクニカルの節目が平日より効きます。本日はボリンジャーバンドの+1σ6万8810円と、パラボリックのSAR値6万8930円という2本の上で終始推移し、この2本が下値を支えました。上は+2σの7万1180円まで距離があり、下は25日移動平均線6万6450円と75日移動平均線6万6670円が控えます。NT倍率は9日時点で16.85倍、海外投資家は9月第5週に現物と先物の合算で1兆2891億円の売り越しでした。
02
今晩の米国市場の注目ポイント
前週末9日の米国市場は、8日に売られたAI関連株の一角に買い戻しが入り、決算への期待から金融株や景気敏感株にも買いが広がりました。もっともS&P500とナスダックの上昇は前日の下げに対する自律反発の範囲です。
本日の米国はコロンブス・デーで債券市場と為替市場が休場で、株式市場だけが通常取引です。日本時間の22時30分が寄り付きで、日中立会はその手がかりが入らないまま値が付きました。時間外のダウ先物12月限は5万2007ドルと468ドル高で推移しています。相場の軸は数日先の大型の予定に移っています。13日にIMFの世界経済見通しが公表され、同日からシティグループとゴールドマン・サックス・グループを先頭に米大手金融の決算が始まります。14日には21時30分発表の米9月消費者物価指数と、半導体製造装置のASMLホールディングの決算が重なり、15日にはTSMCの決算が控えます。ASMLとTSMCは、AI投資と先端半導体需要の持続性を測る数字で、日経225先物の振れ幅を左右します。
03
今後の投資戦略
祝日取引の値動きは、前営業日9日の東京市場が残した形をほぼそのまま引き継いでいます。9日の日経平均は11円19銭安の6万9030円92銭でしたが、中身は逆で、東証プライムは値上がり1194銘柄対値下がり331銘柄、TOPIXは0.33%高、グロース250は1.49%高でした。指数を押し戻したのは電気機器のアドバンテストと東京エレクトロンで、重しはファーストリテイリングとソフトバンクグループでした。本日の先物が+1σの上で下げ渋ったのは、この切り返しがまだ生きているという読みが残っているからです。明日13日の見どころは、現物市場が再開したあとも値上がり銘柄数の多さが続くかどうかです。
注意したいのは、指数の水準と中身のずれが埋まっていない点です。9日は指数寄与の上位5銘柄で385円の押し上げに対し、下位5銘柄で547円の押し下げがあり、小幅安という結果は綱引きの差し引きにすぎません。前提が崩れるのは、SOX指数の3日続落が4日、5日と延びる場合です。半導体主力の寄与が抜ければ、+1σの6万8810円とパラボリックのSAR値6万8930円という本日の支えは、そのまま上からの重しに変わります。
株式以外でいちばん動いたのは金です。NY金は9日に59ドル30セント高の4216ドル30セントと1.43%上昇し、米国の長期金利が5%台で高止まりするなかでも上げました。インフレ警戒が買いの理由なら、14日の消費者物価指数が上振れたときに一段と動きます。原油はWTI先物が91ドル85セントで、この水準が続く間は石油・石炭製品に追い風、電力・ガス業には逆風です。国内の長期金利は9日の10年物国債の利回りが3.006%で、低下は銀行業に逆風、不動産業に追い風として効きます。金の4216ドル台が崩れるかどうかが、相場全体の警戒の度合いを測る目安になります。
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祝日取引の値動きは、前営業日9日の東京市場が残した形をほぼそのまま引き継いでいます。
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注意したいのは、指数の水準と中身のずれが埋まっていない点です。
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株式以外でいちばん動いたのは金です。
本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
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