2015年12月09日
の東京株式市場は続落しました。
終値は前営業日比191円53銭(0.98%)安の1万9301円07銭でした。
明確な材料が少ない中、欧米市場が全面的に安くなったこと、
為替市場で円高にふれたことが加わり、
1ヶ月ぶりの安値を形成しました。
前営業日の米国市場は続落しました。
ダウ工業株30種平均は続落して、
前営業日比162ドル51セント(0.9%)安の1万7568ドル00セント、
ナスダック総合株価指数も小幅に続落して、
前営業日比3.569ポイント(0.1%)安の5098.243で取引を終えました。
欧州市場が大幅に下げたことに加え、
(ドイツ株のDAX212ポイント安の10673 、
ロンドン株は続落して、88.30ポイント安で終了)
原油先物市場が継続して下落したことで、エネルギー関連株を中心に
市場全体が売りの雰囲気になりました。
中国の経済指標が思わぬ結果になったことが拍車をかけ、
250ドルの下げ幅を見せる場面もありましたが、
引けにかけては下げ幅を縮小しながら終えました。
日本市場は前日に引き続き、明確な材料をかける中、
欧米市場が軟調な動きになったことを引き継ぎ
売りが先行してスタートしました。
空を開けながら大きく下げてスタートした後、
また大きく戻してから長い髭を作ってから、
再び始値を割り込みながら全面的な売り市場になり、
(東証1部の値下がり銘柄数は1442と全体の約75%相当)
1ヶ月ぶりの安値を形成しながら引けました。
前日の解説では「日本市場も当面は持ち合うことも予想されますが、
下押しが来ても下落トレンドにつながる要因は見当たらないので、
引き続き主力銘柄を中心とする「上げ相場」の戦略を続けていきます。」といいましたが、
当分の下押しは続く可能性が高いので
利益を取るものはしっかりとってから、次のトレンドを待つようにしましょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆3940億円、
売買高は20億4346万株でした。
東証1部の 値上がり銘柄数は371、変わらずは110でした。
■各市場の動き
日経平均:19,301.07 -191.5 -0.98%
NYダウ(ドル):17,568.00 -162.51 -0.92%
ドル(円):122.69-72 -0.41円高 -0.33%
ユーロ(円):133.98-00 +0.20円安 +0.15%