【市場の総括】
2026年3月18日の東京株式市場は5営業日ぶりに大幅反発しました。終値は前日比1539円01銭(2.87%)高の5万5239円40銭で取引を終えました。TOPIXは3717.41ポイントと90.34ポイント高、上昇率2.49%で、バリュー株を含め広範に買い戻しが入りました。
為替はドル円が1ドル=159円台前半で小動きとなり、急激な円高圧力がなかったことも輸出株や大型株の押し目買いを後押ししました。東証33業種はすべて上昇となり、原油高騰局面で売られていた景気敏感・素材・商社などマテリアル系セクターにまとまった買い戻しが入りました。
||米国市場は上昇
17日の米株式市場は続伸し、終値は前日比46ドル85セント(0.09%)高の4万6993ドル26セント、ナスダックは続伸した。終値は前日比105.350ポイント(0.47%)高の2万2479.528、S&P500種も続伸し、終値は16.71(0.24%) 高の6,716.09で取引を終えました。
上昇要因としては、AI関連需要やクラウド投資を背景にしたハイテク株への期待が継続しており、一部ソフトウェア銘柄やプラットフォーム企業の決算が需給を下支えしています。
また、航空株など一部の景気敏感株には「燃料高でも需要で吸収可能」との見方から買いが入り、原油高でも実体経済の腰折れ懸念がやや後退しました。
【 今後の投資戦略】
本日、日本市場では日経平均が1500円超高と大幅反発し、東証33業種すべてが上昇する「全面高」の地合いとなりました。背景には、原油高騰の一服、中東情勢を巡る過度なリスクオフの巻き戻し、そして日米首脳会談や日銀会合などイベントを前にした先回り買いが重なっています。ただし、ボラティリティ指標(日経VI)は依然高止まりの状態が続いており、「下がれば拾うが、上がれば短期で利食う」というレンジトレード的な動きが継続しやすい局面です。
業種別では、原油高・資源高を背景に商社やエネルギー関連が物色される一方、供給ショックによるコスト高懸念から素材・資本財の一部には警戒感が残っています。
グロース市場では宇宙開発関連やAI関連など、景気循環に左右されにくい「構造成長テーマ」への資金シフトが続いており、本日のグロース指数の上昇率の高さがそれを象徴しています。
【各市場の動き】
| 株式指標 | ||
|---|---|---|
| 日経平均(円) | 55,239.40 | +1,539.01(2.87%) |
| TOPIX | 3,717.41 | +90.34(2.49%) |
| 為替(日本時間 16:00) | ||
|---|---|---|
| ドル・円 | 158.70 - 158.72 | -0.52(-0.32%) |
| ユーロ・円 | 183.22 - 183.23 | +0.21(0.11%) |
| ユーロ・ドル | 1.1541 - 1.1543 | +0.0047(0.40%) |
| 海外株式 | ||
|---|---|---|
| NYダウ工業株30種(ドル) | 46,993.26 | +46.85(0.09%) |
| S&P500種 | 6,716.09 | +16.71(0.24%) |
| ナスダック | 22,479.528 | +105.350(0.47%) |
| 債券・金利 | ||
|---|---|---|
| 長期(10年)国債金利(%) | 2.210 | -0.055 |
| 米10年国債(%) | 4.199 | -0.016 |





