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2026年5月13日の日経概況及び今後の展望

【市場の総括】

2026年5月13日の東京株式市場は続伸しました。終値は前日比529円54銭(0.84%)高の6万3272円11銭で取引を終えました。4営業日ぶりに終値ベースの最高値を更新しました。

TOPIXは3919.48と46.58ポイント高(+1.20%)で、こちらも終値として過去2番目の高水準まで上昇しています。

中東情勢がなお混迷する中でも、「今期企業業績は大きく崩れない」との見方が強く、配当利回りと自社株買いへの期待から、需給妙味を意識した資金が日本株に流入しているとみられます。
今後は、6万3000円台乗せ後の達成感から短期的な値幅調整が入りやすい水準ですが、長期金利上昇にも耐えうる配当水準と潤沢な自社株買いが下値を支える構図が続きやすいです。

||米国市場はまちまちな動き

12日の米株式市場は3日続伸し、終値は前日比56ドル09セント(0.11%)高の4万9760ドル56セント、ナスダックは反落し、終値は前日比185.923ポイント(0.70%)安の2万6088.203、S&P500種も反落し、終値は 前日比11.88(0.16%)安の7,400.96で取引を終えました。

米国とイランの協議が「ほぼ物別れ」に終わったことで中東情勢に対する楽観論は後退し、原油高と米長期金利の上昇が株式市場の上値を抑えました。
相場序盤にはダウが一時400ドル近く下げる場面もありましたが、堅調な企業業績を背景にディフェンシブ株や出遅れ銘柄への押し目買いが入り、最終的にはダウがプラス圏を回復しています。
ナスダックは3日ぶりに反落し、金利上昇に弱い高PER銘柄への選別が意識される地合いとなりました。

【 今後の投資戦略】

再び史上最高値を更新してきた日経。しかし、明確な上昇の要因が見当たらない不思議な強気の相場でした。今後は6万3000円台を新たなレンジ下限候補と捉えつつも、急ピッチな上昇後だけに、イベントや外部要因をきっかけとした一時的なスピード調整には警戒が必要です。

今後注目すべき業種は、非鉄金属・資源・エネルギーなど「インフレ耐性」の高いセクターと、メガバンク・保険などの金融セクターです。投資を控えるべき業種としては、原材料高の転嫁が難しい中小型消費関連や、金利上昇でバリュエーション調整圧力を受けやすい一部の高PERグロースが挙げられます。

【各市場の動き】

株式指標
日経平均(円) 63,272.11 +529.54(0.84%)
TOPIX 3,919.48 +46.58(1.20%)
為替(日本時間 21:00)
ドル・円 157.77 - 157.78 +0.27(0.17%)
ユーロ・円 184.82 - 184.83 -0.20(-0.10%)
ユーロ・ドル 1.1713 - 1.1715 -0.0034(-0.28%)
海外株式
NYダウ工業株30種(ドル) 49,760.56 +56.09(0.11%)
S&P500種 7,400.96 -11.88(-0.16%)
ナスダック 26,088.203 -185.923(-0.70%)
債券・金利
長期(10年)国債金利(%) 2.590 +0.050
米10年国債(%) 4.453 +0.038
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