OPENING BELL ・ 2026.08.25
米ハイテク安で反落発進か、SOX指数2.7%安が重し
日経平均の見通し
3 POINTS
まず、ここだけ押さえる
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夜間先物は65,360円。前日比は-80円です。
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本日の予想レンジは64,900~66,100円。重要な価格帯を確認。
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WTI先物も2ドル05セント安の1バレル=85ドル01セントと下げ、物価への警戒が和らいだことから、ビザやウォルマートといった消費関連が買われました。
数字だけを、先に確認
KEY LEVELS
判断に使う水準
01
市場の見通し
2026年8月25日の東京株式市場は、前日の終値をわずかに下回って始まりそうです。24日の米国市場ではダウ工業株30種平均が140ドル高と続伸した一方、ナスダック総合指数は200ポイント安と反落し、SOX指数は2.7%下げました。夜間取引の日経平均先物(9月限)は大阪取引所の日中終値比80円安の6万5360円、シカゴ市場の円建て清算値は75円安の6万5365円で朝を迎えています。24日の日経平均株価の終値は6万5528円09銭ですから、寄り付きは6万5400円前後が見込まれます。本日の予想レンジは6万4900円〜6万6100円と想定します。
本日いちばんの重しは、半導体とAI関連に集まる持ち高調整です。日本時間27日早朝のエヌビディアの決算まで、この一角には新しい買いが入りにくい状態が続きます。24日のNT倍率は先物中心限月で16.05倍と、21日の16.21倍から下がり、資金が値がさ半導体からTOPIX型へ移った形です。為替は、25日午前8時時点のドル円が1ドル=159円10銭前後で、前日24日午後5時時点の159円15銭前後に比べて5銭の円高です。ユーロ円は1ユーロ=185円59銭前後で、同じく前日夕方の185円69銭前後から10銭の円高でした。どちらも動いた幅はわずかです。
02
ダウは140ドル高、ナスダックは200ポイント安と、24日の米国市場は真っ二つに割れました
24日の米国市場は、指数によって方向が分かれました。ダウ工業株30種平均は前営業日比140ドル15セント高の5万3417ドル16セント、S&P500種株価指数は21.51ポイント安の7652.86、ナスダック総合指数は200.27ポイント安の2万5980.19です。買いを呼んだのは長期金利の低下で、10年物国債の利回りは0.033%低い4.700%で引けました。米財務省の高官の話として、政府には国債の買い入れ消却に充てる原資が1兆ドル前後あるとの見方が報じられ、これが債券買いを誘いました。WTI先物も2ドル05セント安の1バレル=85ドル01セントと下げ、物価への警戒が和らいだことから、ビザやウォルマートといった消費関連が買われました。
反対側にいたのが半導体です。SOX指数は2.7%安と下値を探り、エヌビディアは2.9%安で引けました。マイクロン・テクノロジーやアドバンスト・マイクロ・デバイセズも売られています。きっかけは、エヌビディアの大口顧客がAI関連製品の値上げを通知されたとの一部報道でした。顧客側の費用が増えればAI投資の先行きが読みにくくなるとの見方が広がりました。VIX指数は15.85と、21日の15.13から切り上がりました。金利が下がって消費関連が買われ、半導体だけが売られる並びは、値がさ半導体の比重が大きい日経平均には都合のよいものではありません。
03
本日の投資戦略
7月の全国百貨店売上高と全国スーパー売上高が、本日は昼から午後にかけて発表されます。6月の景気動向指数の改定値も出ますが、指数を動かす力は限られます。重心は日本時間27日早朝のエヌビディアの決算に置かれたままで、そこまでは方向感の出にくい日が続きます。海外に目を移すと、今晩は8月の米消費者信頼感指数と7月の米新築住宅販売件数、そして米2年物国債の入札があります。24日に4.700%へ下がった10年物国債の利回りが、入札の結果を受けてどちらへ動くか。明日の朝の東京市場の出発点を決める数字です。
ソフトバンクグループの米国預託証券は、24日のニューヨーク市場で0.86%上げ、円換算5018円と東証終値を上回りました。SOX指数が2.7%下げた晩に、です。東京エレクトロンの円換算終値も5万4682円と0.85%安にとどまっています。むしろ下げが大きかったのはキーエンスの2.90%安、トヨタ自動車の1.34%安で、三菱UFJフィナンシャル・グループが0.37%高、三井住友フィナンシャルグループが0.55%高と、メガバンク3行はそろって買われました。24日の東京市場ではアドバンテストとソフトバンクグループの2銘柄で指数を約563円押し下げましたが、その片方は米国で買い戻されています。米半導体株安をそのまま日本の値がさ株に当てはめると、寄り付き直後の売りに付き合わされる可能性があります。
寄り付きの見当は、シカゴ先物の6万5365円と大阪の夜間終値6万5360円がほぼ重なっている点からつきます。ただし夜間は6万5950円まで買われたあと6万4850円まで売られ、1100円の値幅を作りました。上値の目安は25日移動平均線の6万5650円、その上は75日移動平均線の6万6430円です。下は心理的な節目の6万5000円で、そこを割ればボリンジャーバンドのマイナス1シグマ、6万3760円までは支えらしい支えがありません。6万5650円という25日移動平均線は、24日までは下から支える側にありました。今朝は上から抑える側に回っています。ここを前場のうちに回復できたかどうかを本日の合否として記録し、回復のないまま後場に入るようなら、半導体とAI関連には27日の決算を読むまで手を出しません。
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7月の全国百貨店売上高と全国スーパー売上高が、本日は昼から午後にかけて発表されます。
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ソフトバンクグループの米国預託証券は、24日のニューヨーク市場で0.86%上げ、円換算5018円と東証終値を上回りました。
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寄り付きの見当は、シカゴ先物の6万5365円と大阪の夜間終値6万5360円がほぼ重なっている点からつきます。
本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
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