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TOPIX一時最高値も日経648円安、半導体に利益確定|日経平均の概況【10月7日】

TBLMARKET NOTEAI × INVESTMENT INTELLIGENCE

CLOSING BELL ・ 2026.10.07

TOPIX一時最高値も日経648円安、半導体に利益確定

日経平均の概況

10月7日 17:30更新読了目安 6分

3 POINTS

まず、ここだけ押さえる

  1. 01

    日経平均は648円27銭安の7万0035円71銭と3日ぶりに反落しましたが、7万円台は維持しました。

  2. 02

    TOPIXは朝方に一時4201まで上げて最高値を上回ったあと、半導体への利益確定売りに押されて安値引けです。

  3. 03

    9日のオプションSQ算出を控えた神経質な相場で、上昇した8業種に残る内需株に注目します。

日経平均70,035.71円-648.27円
TOPIX4,154.11-29.45
グロース250813.34-10.37
ドル・円158.05円-0.09円

KEY LEVELS

判断に使う水準

上値の目安70,035円上側の判断水準
中心価格70,000円値動きの分岐点
下値の目安70,000円下側の判断水準
この記事の目次
  1. 01市場の総括
  2. 02今晩の米国市場の注目ポイント
  3. 03今後の投資戦略

01

市場の総括

2026年10月7日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、終値は前日比648円27銭(0.92%)安の7万0035円71銭でした。前日に3カ月ぶりに回復した7万円台は維持しています。TOPIXは29.45ポイント安(0.70%)の4154.11、東証グロース市場250指数は10.37ポイント安の813.34で、そろって下落です。東証プライムは値上がり526に対し値下がり972でした。売買代金は概算7兆6713億円、売買高は23億3090万株です。10年物国債の利回りは0.010%高い3.105%へ上昇しました。

前日の米国市場でナスダック総合指数とS&P500が最高値を更新したことを受け、朝方は買いが先行し、TOPIXは一時4201まで上げて8月14日に付けた終値ベースの最高値4197を上回る場面がありました。しかし買いは続かず、直近5営業日で5000円以上水準を切り上げたAI・半導体関連に利益確定売りがかさみ、引け際の大口売りで一段安となりました。東京では10年物国債の利回りの上昇も重荷でした。33業種のうち上昇は8業種にとどまり、上昇率の上位は電気・ガス業、ゴム製品、情報・通信業、食料品、不動産業で、下落率の上位は銀行業、非鉄金属、証券・商品先物、鉄鋼、鉱業です。指数寄与は東京エレクトロンが約154円分、アドバンテストが約120円分、ファーストリテイリングが約65円分の押し下げで、押し下げ上位5銘柄の合計は約449円。押し上げはソフトバンクグループや太陽誘電など上位5銘柄を合わせても約44円にとどまりました。

02

今晩の米国市場の注目ポイント

前夜6日の米国市場はダウ平均が253ドル38セント高(0.49%)の5万1521ドル28セント、S&P500が44.98ポイント高(0.58%)の7818.93、ナスダック総合指数が122.48ポイント高(0.45%)の2万7599.79と3指数そろって上昇し、S&P500は約2カ月ぶり、ナスダックは連日の最高値です。米10年物国債の利回りが0.031%低い5.276%へ下がったことと、エヌビディアの最高値更新が支えになりました。

今晩は9月会合のFOMC議事要旨の公表が中心で、主要な決算や指標は多くありません。大阪取引所の日経平均先物12月限は、夜間立会が80円安の7万280円で始まっています。あわせて見ておきたいのは決算シーズンの進捗です。ナスダックの連日の最高値を裏づける数字は、これから出てきます。最初の確認材料は明日8日に発表される台湾積体電路製造の9月の月次売上高で、AI向け半導体の受注が夏場の勢いを保っているかどうかが分かります。ここが鈍れば、同じ問いが東京のアドバンテストや東京エレクトロンにも向かいます。

03

今後の投資戦略

下げた銘柄が東証プライムの972に上った一日で、上昇した8業種のうち食料品と不動産業に注目します。食料品はキッコーマンが日経平均の押し上げ寄与の上位5銘柄に入り、ゼンショーホールディングスと寿スピリッツが値上がり率の上位10に並びました。指数が648円27銭下げるなかでの上昇です。不動産業は上昇率の5位で、霞ヶ関キャピタルが値上がり率のトップに買われました。明日8日はセブン&アイ、吉野家、キユーピーの決算が並びます。明日の寄り付きは、この決算が食料品の上昇を裏づけるかどうかを見ます。

下落率の先頭に並んだのは、銀行業と非鉄金属でした。銀行業は10年物国債の利回りが3.105%へ0.010%上がったのに下落率の首位で、宮崎銀行と山梨銀行が値下がり率の上位10に入っています。金利の上昇が利ざや改善として受け取られなくなった点に注意します。非鉄金属はフジクラが155円安の5700円、住友電気工業が53円50銭安の2482円で、AI向け電線需要で上げてきた反動が出ました。三井金属は27円高の2777円50銭と逆行しています。前提が戻るのは、TSMCの月次でAI需要の勢いが確認できたときです。

為替では、ユーロ円が東京時間に178円30銭から176円74銭まで1円56銭幅で円高に振れました。17時時点のドル円は158円05銭で前営業日16時の158円14銭から9銭の円高、ユーロ円は176円95銭で同177円28銭から33銭の円高です。欧州向けの比重が高い自動車や機械には逆風です。原油はWTI先物が6日に89ドル44セントで、7日も中東情勢の不透明感から小幅に続伸し、食料品の原材料と物流のコストには重しが残ります。長期金利は3.105%で、明日8日の30年債入札で超長期の利回りが上がるかどうかが、銀行業の戻りを確かめる次の場面になります。

本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。

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