CLOSING BELL ・ 2026.10.21
日経545円高で3日ぶり反発、半導体買い戻しも上げ幅半減
日経平均の概況
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日経平均は545円82銭高の6万4621円24銭で3日ぶりに反発し、半導体関連に買い戻しが入りました。
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朝方は1300円を超える上げで6万5000円台を回復しましたが、買い一巡後は戻り売りに押されました。
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売買代金は3営業日続けて7兆円を下回り、戻りを支える資金の細さに注意します。
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KEY LEVELS
判断に使う水準
この記事の目次
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市場の総括
日経平均株価は545円82銭高の6万4621円24銭で引け、3営業日ぶりに反発しました。TOPIXは34.52ポイント高の4043.73、グロース市場250指数は20.78ポイント高の766.69で、ともに3日ぶりの上昇です。東証プライムの値上がりは982銘柄、値下がりは521銘柄、変わらずは50銘柄で、値上がりが全体の63.2%を占めました。売買代金は6兆9265億円、売買高は21億7903万株です。10年物国債の利回りは前日の2.883%から2.882%へほぼ変わらず、20年物は3.723%から3.710%に下がりました。
始値は810円53銭高の6万4885円95銭で、開始から30分ほどで高値6万5404円63銭まで上げ幅を1300円超に広げました。前日の米国市場でダウ工業株30種平均が3日ぶりに大幅反発したこと、原油の上昇が一服したこと、米スペースXが好決算を受けて時間外取引で8%を超えて買われたことが重なり、売り込まれていたAI・半導体関連に買い戻しが入りました。韓国の総合株価指数が182.92ポイント高と大きく上げたことも支えです。ただ買い一巡後は戻り売りに押され、午後1時16分には安値6万4558円60銭まで上げ幅を縮めました。33業種は上昇24、下落9です。上昇率の首位は非鉄金属で、銀行業、保険業、証券・商品先物取引業が続き、下落は小売業、パルプ・紙、鉱業、水産・農林業です。キオクシアホールディングスが売買代金の首位で、アドバンテスト、レーザーテック、ディスコも堅調でした。半面、トヨタ自動車は米ゼネラル・モーターズの決算を受けた慎重な見方から逆行安です。
02
今晩の米国市場の注目ポイント
20日の米国市場は、ダウ工業株30種平均が529ドル85セント高の5万2495ドル88セント、S&P500が21.84ポイント高の7712.57、ナスダック総合指数が6.07ポイント安の2万6424.82とまちまちでした。スリーエムの好決算がヘルスケア株への買いを呼んでダウを押し上げた一方、SOX指数は小幅安で、AI関連の資金調達への警戒は残りました。
今晩から明朝にかけては決算が集中します。メタ・プラットフォームズ、テスラ、IBM、テキサス・インスツルメンツ、ラムリサーチ、AT&Tが並び、22日2時には130億ドルの米20年国債入札があります。なかでもメタはAI向け設備投資の規模を開示する最初の大型ネット企業で、ラムリサーチは製造装置の受注から投資の実需を映します。この2社が設備投資の積み増しを示せば、8営業日の続落から下げ止まったSOX指数の戻りに根拠がつき、逆に慎重な姿勢が示されれば、本日の東京市場の買い戻しは一日で終わります。時間外のNYダウ先物は401ドル高の5万2740ドル、大阪の日経225先物12月限は日中の清算値が380円高の6万4780円です。
03
今後の投資戦略
前日に下落率で首位だった非鉄金属が、本日は33業種の上昇率で首位に入れ替わりました。売られた側が買い戻された形で、本日注目する一業種目です。もうひとつは銀行業で、三菱UFJフィナンシャル・グループに買いが優勢となり、愛媛銀行など地銀にも買いが向かいました。10年物国債の利回りが2.882%とほぼ動かず、20年物が3.710%へ0.013%下がったなかでの上昇です。前日20日に金利の上昇が一服して売られた側が、別の理由で買われたことになります。明日の寄り付きで確認するのは、6万5000円を回復するかどうかです。
注意するのは小売業です。下落した9業種のひとつで、ニトリホールディングス、イオン、吉野家ホールディングスが下げました。前日まで資金の受け皿だった内需株が、半導体への買い戻しと入れ替わりに売られた形です。前提が崩れるのは、今晩のメタとテスラの決算でAI投資への不安が蒸し返され、資金がもう一度内需へ戻るときです。もう一業種は輸送用機器で、トヨタ自動車が指数545円82銭高の日に逆行安となりました。米ゼネラル・モーターズが決算で慎重な見方を示したためで、ドル円158円09銭と前日から動かない為替も支えになりませんでした。
前日のニューヨーク市場でWTI先物が1バレル101ドル79セントへ1ドル87セント、1.80%下げたことが、本日の業種の並びに逆向きで出ました。下落に回った鉱業がそれです。東京時間には海峡でタンカーが炎上したと伝わって時間外が上げており、下げが続くとは限りません。為替は16時のドル円が158円09銭、ユーロ円が177円47銭で前日とほぼ変わらず、長期金利も動いていません。本日23時30分の米週間石油在庫統計で在庫の積み上がりが示されれば、101ドル79セントからの下げが続き、鉱業と石油・石炭製品への逆風が長引きます。
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前日に下落率で首位だった非鉄金属が、本日は33業種の上昇率で首位に入れ替わりました。
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注意するのは小売業です。
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前日のニューヨーク市場でWTI先物が1バレル101ドル79セントへ1ドル87セント、1.80%下げたことが、本日の業種の並びに逆向きで出ました。
本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
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