ホーム » 配信情報トップ » BLOG » 初心者におすすめ証券会社3選 初心者におすすめ証券会社3選BLOG 投資知識 日本に証券会社がいくつあるのか知っていますか?正解は273社です。(日本証券業協会2023年5月時点)何百社という中からどうやって証券会社を選べばよいのでしょうか。インターネットで調べるものの、おススメ証券会社の記事が溢れていて、結局どこを選べばよいのか迷ってしまいます。今回は初心者におススメの証券会社を3つ、選定理由もあわせてご説明します! おススメ証券会社3つ 証券会社を選んだポイント3つ なぜこの3つの証券会社を選んだのでしょうか?選んだ理由は3つあります。手数料が手頃、分かりやすいトレードツール、提供している投資情報が豊富、だからです。 なぜそのポイントで選んだのか、説明します。 手数料が手頃 株式の売買をするさいには企業と直接するのではなく、証券会社を中継しておこないます。その中継料として手数料が発生します。利益が出たわけでもないのに、株式を売り買いするだけでお金を支払うので安い方がよいですよね。さっそく三社の手数料を見てみましょう。 3社ともコースが2つあり、一回の取引(注文)にかかる手数料は3社ともほぼ変わりません。業界の最安値まではいきませんが、安い水準であることには間違いありません。1日の合計取引額に対して手数料がかかるコースではSBI証券と楽天証券は100万の取引まで0円になります。最初は少額で取引を考えている方には、ぜひ使ってほしいコースです。 トレードツールの使いやすさ 実際に株式を売買するときや分析に利用する画面のことです。株式の売買注文はもちろん、株価の値動きをみたり、銘柄情報やニュースまで見ることが可能です。他にもいろんな機能があるのですが、画面がごちゃごちゃしてて分かりにくい、一番大事な注文方法が分からない、なんてことも。正直、最初はいろんな機能は使いません。視覚的に直感的に分かりやすくて使いやすいツールを無料で提供している証券会社を選定しています。 投資情報の量と質 トレードツールを使って株式を買えたぞ、投資はおしまい!とはなりませんよね。株式の価格は常に変動しているため、利益がでたり損失になったりします。利益を得るため、または損失を限定するためにも、投資を続けるうえでは情報収集は不可欠と考えます。情報を得るためにはインターネットという便利がものがありますが、ありふれていて何を読んだらいいのか迷ってしまいます。なので、まずは証券会社が提供しているレポート、投資サイトをチェックすることをおススメします。投資に関する情報が豊富に無料で提供、発信されています。会社として提供している情報なので、信頼性もあります。今回は投資に関する情報提供が量や質で充実している証券会社をピックアップしました。 各証券会社のポイント ここからは各証券会社について、おススメポイントを具体的に紹介します。 まずは少額で国内株式で現物取引や信用取引を始めたい人におすすめ。 手数料がお得 アクティブプラン(手数料の図2)は現物取引が1日100万円まで無料です。しかも、信用取引(制度信用)も現物取引とは別に、100万円までが無料となっています。少額で現物取引も信用取引を始めたい場合は特におススメです。※25歳以下は国内株式現物手数料が完全無料です。 振替が不要 信用取引するには委託保証金が必要です。委託保証金とは信用取引するために証券会社に預ける担保金のことです。信用取引に使う資金とそうでない資金を分けて管理するため、多くの証券会社は担保金を例えば現物取引口座から信用取引口座へ移動させる必要があります。(口座間の移動を振替と言います。)しかし、SBI証券は振替することなく信用取引が可能です。※楽天証券とマネックス証券は振替が必要です トレードツールがシンプル 提供しているトレードツールは「HYPER SBI 2」です。パソコンで利用ができ、WindowsとMacの両方に対応しています。チャートや銘柄情報をみたい、注文したい、ニュースを確認したい、など視覚的に分かりやすく簡単に操作できるようになっています。また、分析ツールが充実しているので上級者になっても十分対応できます。スマートフォンで取引をしたい場合は、「sbi証券 株アプリ」があります。iPhone、Androidに対応しています。視覚的に使えて、売買はもちろん、注文した株がどうなっているのか確認できるので便利です。 HYPER SBI 2 株アプリ チャート 株アプリ 注文画面 デメリットとても便利なツールですが、残念なことにHYPER SBI 2で米国株の取引きは出来ず、SBI証券会社の管理画面から行う必要があります。株アプリも同様で、米国株の取り引きをする際には別のアプリのインストールが必要です。取引ごとにアプリが分かれていることは利便性には欠けます。また株アプリでは当日以外の取引履歴を確認することができないなど少し不便を感じることがあります。 投資情報が充実(中級者から) 「投資情報メディア」という専用サイトがあり、国内株式や外国株式などのレポートやコラムが掲載されています。市場の動向に加え、レポートのテーマに合わせて一部銘柄も紹介されているため、市場の把握や銘柄選定にも役に立ちます。また、SBI証券のHPでも様々なレポートが提供されています。専任のアナリストが1つの銘柄について、業績や動向、投資判断など様々な情報を発信、業界別のレポートや 経済分析・投資戦略が毎日アップされます。各レポートを読むだけでも十分情報収集が出来ます。SBI証券の投資情報は初心者向けというよりは、中級者以上の内容となっています。そのため初めは少し難しいと感じるかもしれません。 取引を1つのツールで完結させたい人や経済が苦手で分かりやすい投資情報を求めている人におすすめ。 手数料がお得 いちにち定額コースにすると、SBI証券と同様に1日の取引金額100万円までは手数料が無料になります。注意点は、現物取引と信用取引を合算した1日の合計取引金額となっていることです。 トレードツールの利便性 パソコンで利用できるトレードツールは、「マーケットスピード II」です。画面上の操作性は視覚的に分かりやすく、シンプルな作りになっています。チャート、銘柄情報などクリックするたびに別画面になることもなく、1つの銘柄に対して情報がまとまっています。シンプルですが、分析ツールは充実していて細かく分析することも可能です。スマートフォンで取引をする場合には株アプリ「iSPEED」があります。どこを押せば注文できるか、など感覚的に理解できる仕様になっています。便利な機能はほとんど揃っていて、不便を感じないのが特徴です。マーケットスピードⅡやiSPEEDで米国株を注文できるのもポイントです。 マーケットスピードⅡ iSPEED チャート iSPEED 注文画面 デメリットマーケットスピードⅡはMacに対応していません。Macの場合は「マーケットスピード」の利用となります。取引できない機能はありますが、国内や米国の株式取引など基本的なものは備わっています。 投資情報が充実(初心者に最適) 「トウシル」というお金にまつわる情報を配信している専用サイトがあります。投資戦略、国内株式、外国株式などプロが分析した投資情報はもちろんですが、優待主婦が選ぶ優待株など主婦の方が連載している記事もあります。提供されている記事全般に言えることは、読みやすく、分かりやすいこと。初心者でも安心して読むことができます。もし何を読めばよいのか迷ったときは、「3分でわかる!今日の投資戦略」がおすすめです。月~金と平日は毎日配信されますので、まずは毎日読んでみてください。 HPがとても見やすく分かりやすい、いろいろ便利なツールやアプリを使い人におすすめ 便利なツールやアプリが豊富 国内株または米国株に対応しているパソコンで利用できるトレードツールは10種類。企業分析に特化したもの、銘柄探しに役立つもの、何千銘柄と登録できるもの、など、やりたいことに行き届いた内容になっています。スマートフォンで利用できるアプリも約6種類と数多く用意されています。使いやすさや情報量はパソコンにも大きく劣りません。企業分析に特化した「銘柄スカウター」では過去10期分の業績グラフや、前期業績との比較や当期業績の進捗、投資の判断指標など、分析に役立つ数字や情報が網羅されています。数字だけでは分かりにくいことはグラフや図式にされていて、見やすさもポイントです。 銘柄スカウター セグメント構成 業績グラフ デメリット豊富はことは逆にデメリットになることもあります。ツールがいろいろありすぎて、初めて利用するにはどれを使ったらよいか分からなくて困ります。どれを選んだらよいか迷った時は、取引ツールとしてパソコンでは「マネックストレーダー」、スマートフォンアプリでは「マネックストレーダー株式スマートフォン」を利用してみてください。企業分析では「銘柄スカウター」も取り入れてみてください。 独自の投資情報(初心者~) 投資情報サイト「マネクリ」にて投資情報からお金の知識や考え方の情報を提供をしています。朝・夕2回、毎営業日に配信される「市況概況」は市場の見通しから実際にどうだったか、短く簡潔にまとまっていて一日の市場の流れを把握することができます。また、市況概況や相場展望など朝・夕2回メールにて配信していることも特徴です。初心者でも読みやすい内容ですが、少し物足りなさを感じることもあります。慣れてきたら、他の投資情報も合わせて読むのがよいと思います。国内・米国の決算スケジュールや各国の経済指標のカレンダー、投資部門別売買状況など、欲しいと思うマーケットの情報が集まっています。自分で逐一調べて確認できる情報ではありますが、ここを見れば一発で分かるため大変便利です。 おわりに 手数料、ツール、投資情報の観点からおすすめする証券会社を3つご紹介しました。各々メリットはあるものの、必ずデメリットと感じることも存在します。口座は3つとも開いておいて、まずは1つのツールを使い込んでみる。どこか1社の投資情報を毎日読んでみる。そして、慣れてきたら他も使ってみて、自分に合うものを見つけていくのもよいと思います。また、ツールだけで選ぶならトレーディングビューを強くおすすめします。最初は分かりにくいのですが、使いこなせるようになると大変便利です!興味があるかたは、ぜひ下記ブログも読んでみてくださいね。TradingViewで出来ること最後まで読んでくださりありがとうございました。 どんな証券会社でも、やっぱり初めて株式を売買するには不安がつきものです。ほんとにここで注文していいのか、変な注文にならないだろうか、そもそも注文方法が分からない…なんてこともあるかもしれません。TBL投資アカデミーでは、投資に関する知識はもちろん、ツールの利用方法(注文方法)なども丁寧にお伝えしています。株式投資に興味があれば、この機会にぜひセミナーにご参加ください。 関連投稿 株式投資における4つの相場サイクルと投資戦略 新NISAの投資戦略【将来を見据えた資産形成を!】詳しくお教えします! 債券と金利の関係~債券と金利の関係シリーズ2~