CLOSING BELL ・ 2026.09.21
祝日取引の先物は480円高、出来高は平日の4割弱
日経平均の概況
3 POINTS
まず、ここだけ押さえる
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大阪取引所の祝日取引で日経225先物12月限は6万5580円まで上げ、18日の清算値から480円高となりました。
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出来高は9863枚と18日の2万5752枚の4割弱で、薄い板のまま値段だけが上に動いた一日です。
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現物の値段がないため理論価格との開きを正す経路がなく、そのずれは24日の寄り付きに持ち越されます。
数字だけを、先に確認
KEY LEVELS
判断に使う水準
この記事の目次
01
本日の祝日取引総括
21日は敬老の日で東京証券取引所の現物市場は休場でしたが、大阪取引所の日経225先物とオプションは祝日取引として動きました。中心限月の12月限は6万5330円で寄り付いたあと一時6万4590円まで下げ、高値は6万5640円と、値幅は1050円に達しました。夜間先物は18日の清算値比480円高の6万5580円で推移しています。出来高は9863枚と、18日の2万5752枚の4割弱でした。期先の27年3月限は6万5260円で50円安、出来高はわずか61枚です。ドル円は16時時点で1ドル157円6銭と、18日16時の156円90銭から16銭の円安になっています。シンガポール取引所の日経平均先物は6万5160円です。
値段を動かしたのは原油と為替でした。朝の時間外取引でWTI先物が急落し、10時すぎには1ドル156円59銭まで円が買い戻される場面がありました。原油安はインフレ懸念を和らげますが、その後はドル買いが円売りを呼び戻し、午後にかけてドル円は157円28銭まで水準を切り上げました。この円安が先物の買い戻しを後押ししています。原油は16時すぎの時間外取引で1バレル98ドル近辺と、朝の急落からはやや戻しました。もう一つ目を引いたのが理論価格との開きです。みんかぶが示す12月限の理論価格は6万5069円で、夕方の6万5580円はこれを511円上回っています。理論価格は18日の現物終値6万5018円95銭をもとに計算されるため、現物が止まっている間は先物が動いた分だけ開きが残ります。
02
今晩の米国市場の注目ポイント
18日の米国市場は方向が分かれ、ダウ工業株30種平均は95ドル40セント安の5万1682ドル64セントと反落した一方、ナスダック総合指数は0.39%高の2万6522ポイント55、S&P500種株価指数は0.17%高の7650ポイント50で引けています。10年物国債の利回りが0.074%上昇して5.005%と節目の5%台に乗せたことがダウの重荷になり、半導体はSOX指数が2.78%高と逆に買われました。
今晩の米国市場には、S&P500採用企業の決算発表がありません。経済指標の予定も入っておらず、日程は空白です。時間外のダウ先物12月限は5万2276ドルと49ドル安で、方向感は出ていません。手掛かりが乏しい日に見ておきたいのが原油です。先週17日から18日にかけて3.5%下げたあと、本日の時間外でも売りが続き、6月以降の高値圏から離れつつあります。米国の追加利上げが年内にもう1回あるかどうかの分かれ目を、市場筋は1バレル100ドルの節目に置いてきました。ここを下回った状態が続けば、利上げ観測はむしろ後退します。今週は22日に2年債690億ドル、23日に5年債700億ドル、24日に7年債440億ドルの入札が3日続けて入りますから、原油安と入札のどちらが長期金利を動かすかが今週前半の見どころです。
03
今後の投資戦略
出来高9863枚という数字が、本日の480円高の性格を決めています。18日の4割弱しか売買が成立していない板で値段が1050円振れたということは、注文の一枚一枚が平日より重く効いたということです。買い戻しが値段を押し上げたのであって、新しい資金が入ったわけではありません。その証拠に、期先の3月限は50円安で出来高61枚と、ほとんど取引されていません。オプション市場でも、権利行使価格6万5000円のコールは1650円、プットは1195円で、プットの減り方のほうが大きくなっています。下を守る保険を外した参加者が多かった、という読み方ができます。ここまでを合わせると、本日動いたのは12月限の建玉のうち短期の売り方の部分だけで、相場観に基づく持ち高はまだ動いていない、と整理するのが素直です。
先物だけが動いた3日間の答え合わせは、24日の寄り付きで行われます。現物が先物に追いつく形で高く始まれば、理論価格との511円の開きは先物が正しかったという結論になり、6万5580円は通過点になります。確認する数字は二つあります。一つは今夜から明朝にかけての夜間立会で6万5100円を割らずに推移するかどうか、もう一つは米10年債利回りが5.005%から下がるかどうかです。この二つがそろえば、24日の寄り付きで買い直す根拠になります。逆に下回ってきた場合は、建玉が集まる6万5000円を挟んだ攻防になりますから、この値段をまたぐ買い持ちは一度整理しておくほうが安全です。本日の高値6万5640円と安値6万4590円の中値は6万5115円で、18日の清算値6万5100円とほぼ重なります。夜間立会でこの水準を割り込んで戻せないなら、今日の480円高は薄商いが作った値段だったという整理でよいと思います。
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出来高9863枚という数字が、本日の480円高の性格を決めています。
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先物だけが動いた3日間の答え合わせは、24日の寄り付きで行われます。
本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
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