CLOSING BELL ・ 2026.11.02
東エレク好決算も日経208円安、キオクシアは半年ぶり安値
日経平均の概況
3 POINTS
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日経平均は208円25銭安の6万3081円86銭で続落し、キオクシアホールディングスの決算が重しとなりました。
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東京エレクトロンとアドバンテストの2銘柄で約445円押し上げましたが、プライムの65.1%が下落しました。
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TOPIXは0.88%安と日経平均の2倍以上下げました。3日の休場明けは米中間選挙の結果に注意します。
数字だけを、先に確認
KEY LEVELS
判断に使う水準
この記事の目次
01
市場の総括
本日の日経平均株価は前営業日比208円25銭安(0.33%安)の6万3081円86銭で続落しました。TOPIXは34.79ポイント安(0.88%安)の3930.28、東証グロース市場250指数は6.83ポイント安の773.70です。東証プライムの値上がりは全体の32.5%、値下がりは65.1%でした。売買代金は7兆6403億円、売買高は23億2819万株です。日経平均ボラティリティー・インデックスは1.90ポイント高の35.72へ上がり、休場と米中間選挙を前に警戒が残りました。
前週末30日の米国市場でインテルとアマゾンの決算からAI投資の採算が疑われ、SOX指数が7.2%安と急落した流れを引き継ぎ、朝方は318円09銭安で始まって一時6万2712円91銭まで売られました。前週末の取引終了後に決算を発表したキオクシアホールディングスは2125円安の1万1345円で、1銘柄で日経平均を約150円押し下げています。半面、好決算と自社株買いを発表した東京エレクトロンは491円高の1万0005円で約248円、受注計画を引き上げたレーザーテックとともに買われたアドバンテストは910円高の3万5770円で約196円の押し上げとなり、後場には6万3615円32銭まで戻す場面がありました。業種別は33業種のうち上昇が10業種、下落が23業種で、上昇はガラス・土石製品、食料品、電気・ガス業、陸運業、下落は倉庫・運輸関連業、サービス業、精密機器、非鉄金属です。リクルートホールディングスは1230円安の1万7970円で約124円の押し下げでした。
02
今晩の米国市場の注目ポイント
30日の米国市場は、ダウ平均が572ドル25セント安の5万1770ドル31セント、S&P500が140.32ポイント安の7580.07、ナスダック総合が747.72ポイント安(2.86%安)の2万5437.00でそろって続落しました。インテルの10〜12月期の売上高見通しが市場の予想に届かず同社株が3割安となり、アマゾンの決算も期待に届かなかったことから、SOX指数は7.2%安と急落しています。
今晩の米国は24時の10月ISM製造業景況指数(予想54.7、前回54.5)と9月の建設支出が中心で、大手の決算は3日のAMDとアムジェンまで間があります。大阪取引所の日経225先物12月限は、夜間取引を140円安の6万3120円で始めました。先を見る材料は3日に投開票される米中間選挙です。日本時間4日の午後に大勢が判明する日程で、東京市場は3日が休場のため、結果を織り込む最初の取引は4日です。米10年物国債の利回りは4.931%で、議会の構成によって財政支出の見通しが動けば、まずこの利回りに表れます。利回りが上を向けばAI関連の資金調達コストが重くなり、本日買われた半導体製造装置にも逆風が回ります。
03
今後の投資戦略
注目するのは、ガラス・土石製品と食料品です。ガラス・土石製品は本日の業種別で上昇率の上位に入りました。日本碍子が505円高の5118円で日経平均を約17円押し上げ、日本電気硝子は302円高の5281円と6.07%上げています。食料品はサッポロホールディングスが152円高の2120円50銭、日本たばこ産業が117円高の7364円と、内需の銘柄がそろって買われました。4日の寄り付きでは、この2業種が中間選挙の結果を受けた売り買いのなかでも値を保てるかどうかを見ます。
注意するのは、サービス業と精密機器です。サービス業はリクルートホールディングスが1230円安の1万7970円で、1銘柄で日経平均を約124円押し下げました。精密機器はHOYAが1435円安の2万4775円で、こちらも約24円の押し下げです。下げが人材や医療機器の個別事情にとどまるなら戻りも早いのですが、プライムの65.1%が下落し、TOPIXの0.88%安が日経平均の0.33%安を上回った点からは、売りの対象は広がっているとみるほうが自然です。前提が崩れるのは、4日に値上がり銘柄数が過半へ戻る展開です。
本日いちばん動いたのは為替です。ドル円は早朝の157円48銭から午後に157円99銭まで円安に振れ、17時時点は157円70銭から80銭です。158円の手前では財務相が円安を牽制しており、介入への警戒が出やすい水準です。長期金利は本日下がりました。10月30日の新発10年債の利回りは2.756%で、ここを下回って推移する間は不動産業に追い風、銀行業には逆風です。原油はWTI先物が10月30日に1バレル103ドル09セントまで戻しており、この水準が続けば鉱業には追い風ですが、本日買われた食料品には原材料と物流のコストとして逆風に回ります。
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注目するのは、ガラス・土石製品と食料品です。
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注意するのは、サービス業と精密機器です。
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本日いちばん動いたのは為替です。
本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
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