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2014年7月2日日経概況

2014年7月2日日経概況の東京株式市場は3日続伸しました。

終値は前日比43円77銭(0.29%)高の1万5369円97銭でした。

 

前日の米国株式市場でダウ工業30種平均が大幅に上昇して

史上高値を更新したことや、

ハイテク株の比率の高いナスダック総合株価指数も14年3ヶ月ぶりの

高値をつけたことで朝方から大幅な買い越しで始まりました。

午前中は6月23日に作られた15442円を超える場面もありました。

 

しかし、3日で急激に上げてきた過熱感もあり反動で、

短期の利益を確定する動きに押され、

午後は上昇幅を縮小しました。

 

相場の節目として考えられている15,000円台を突破するには

強い材料が欲しいところですが、

今のところは材料に欠けている状況です。

また15、500円まで進んだ場合はまた短期の利益確定と

前回15,5000円台で買わされた投資家たちが待ち受けていると考えられ、

その戻り売りまで消化しながら進んでいく動きが予想されます。

 

とはいって下値を積極的に売り込む動きも考えにくいので、

当分は買い目線維持で、保持する銘柄の利益管理をしっかりする

必要のある相場になります。

 

ファンダメンタル・テクニカルをバランスよく取り入れ、

慎重に選定して行きましょう。

 

東証1部の売買代金は概算で1兆9627億円で、

活況の目安である2兆円をわずかに割り込みました。

売買高は22億9386万で、こちらもわずかながら前日より

下落しています。

 

テクニカル的には昨日の動きでフィボナッチの50付近でちょうど切り返し、

前回の高値15391に越えたところで上値を抑えられ、留まっています。

5月末から過熱感が解消されたところ、

直近の上昇で、過熱度を表すサイコロジカルラインが再び75を記録しました。

過熱感を表す75超えが解消された6月10日以降です。

こちらの1次目標はやはり突破するのに

力が必要なのは承知の上だったので、じっくり構えて

15740-15750円付近を目指していきます。

 

■各市場の動き

日経:15,369.97 +43.77 2日

NYダウ(ドル): 16,956.07 +129.47 1日

ドル/円:101.57 – .60 +0.06円安 2日

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