【市場の総括】
2026年2月27日の東京株式市場は4日続伸しました。終値は前日比96円88銭(0.16%)高の5万8850円27銭で取引を終えました。前日の米ハイテク株安を受け、日経平均は4日ぶりに反落して始まりましたが、下値では根強い買いが入りプラス圏に浮上しました
朝方発表された2月の東京CPIが1.6%(前年同月比)と伸びが減速したことで、日銀による拙速な利上げへの警戒が和らいだことが支援材料となりました。また、円安基調が継続していることも輸出関連銘柄の支えとなり、引けにかけて買い戻される展開となりました。
||米国市場はまちまちな動き
26日の米株式市場は3日続伸し、終値は前日比17ドル05セント(0.03%)高の4万9499ドル20セント、ナスダックは3日ぶりに反落した。終値は前日比273.694ポイント(1.18%)安の2万2878.383、S&P500種も反落し、終値は37.27(0.53%)安ので取引を終えました。
米国市場は、エヌビディアをはじめとする主要なハイテク銘柄に利益確定売りが広がり、主要3指数ともに反落しました。これまで市場を牽引してきたAI・半導体関連セクターの過熱感が意識されたほか、持ち高調整の動きが強まったことが要因です。一方で、ディフェンシブセクターや一部のバリュー株には資金が流入し、全面安の展開は回避されました。
【 今後の投資戦略】
本日の市場は、日米ともに「高値警戒感と物価指標」が交錯する展開となりました。米国市場ではハイテク株の利益確定売りが先行しましたが、日本市場では東京CPIの伸び鈍化を受けた緩和期待の継続が支えとなり、日経平均は底堅く推移しました。全体として、歴史的な高値圏での過熱感を冷ましながら、次なる材料を待つ持ち合いの様相を呈しています。
日本市場の今後の見通しとしては、5万9,000円の大台を前にした利益確定売りが出やすいものの、下値は堅いと見ています。ただし、来週の重要イベントを前に、過熱感を示すテクニカル指標には注意が必要です。
【各市場の動き】
| 株式指標 | ||
|---|---|---|
| 日経平均(円) | 58,850.27 | +96.88(0.16%) |
| TOPIX | 3,938.68 | +58.34(1.50%) |
| 為替(日本時間 18:00) | ||
|---|---|---|
| ドル・円 | 156.09 - 156.10 | +0.06(0.03%) |
| ユーロ・円 | 184.38 - 184.39 | +0.02(0.01%) |
| ユーロ・ドル | 1.1811 - 1.1813 | -0.0004(-0.03%) |
| 海外株式 | ||
|---|---|---|
| NYダウ工業株30種(ドル) | 49,499.20 | +17.05(0.03%) |
| S&P500種 | 6,908.86 | -37.27(-0.53%) |
| ナスダック | 22,878.383 | -273.694(-1.18%) |
| 債券・金利 | ||
|---|---|---|
| 長期(10年)国債金利(%) | 2.110 | -0.040 |
| 米10年国債(%) | 4.006 | -0.042 |





