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日経平均の概況と投資戦略【2026年7月31日】

各市場の動き2026年7月31日時点
📈株式指標
日経平均(円)
64,362.02
▲ +2,494.59 (+4.03%)
TOPIX(円)
417.20
▲ +4.50 (+1.09%)
グロース市場250(円)
547.60
▲ +17.60 (+3.32%)
💱為替(16:00)
ドル・円
159.29
▼ -4.01 (-2.46%)
ユーロ・円
183.27
▼ -3.99 (-2.13%)
ユーロ・ドル
1.1509
▲ +0.0042 (+0.36%)
🌎海外株式
NYダウ工業株30種(ドル)
52,251.83
▲ +43.77 (+0.08%)
S&P500種
7,426.60
▼ -11.03 (-0.15%)
ナスダック
25,081.752
▼ -40.428 (-0.16%)
🏦 債券・金利
米10年国債(%)
4.733%
▲ +0.070

【今日の3行まとめ】

  • 日経平均は2494円59銭高の6万4362円02銭と大幅続伸。前夜の米半導体株急騰がそのまま波及しました。
  • ただし値上がりは612銘柄、値下がりは922銘柄。上げたのは指数であって市場全体ではありません。
  • 反発の起点はマイクロソフト1社の決算。裾野が広がるかを確かめるまでポジションは半分に。

【市場の総括】

2026年7月31日の東京株式市場は大幅に続伸しました。日経平均株価の終値は前日比2494円59銭(4.03%)高の6万4362円02銭です。TOPIXは50.80ポイント(1.29%)高の4003.30と反発し、グロース市場250指数も2%を超える上昇となりました。ただし東証プライムの値上がり銘柄は612にとどまり、値下がりは922、変わらずは24です。売買代金は10兆1069億円、売買高は32億1466万株と商いは大きく膨らみました。日銀は金融政策決定会合で政策金利を1.00%に据え置き、展望レポートでは2026年度の成長率見通しを引き上げています。

押し上げたのは前夜の米国市場です。マイクロソフトの決算をきっかけにSOX指数が8%高となり、その流れが東京の半導体・AI関連にそのまま波及しました。日経平均は寄り付きから上げ幅を広げ、午前には一時3000円を超える上昇で6万5000円台に乗せています。もっとも後場は、日銀の結果公表と引け後の決算発表を控えて伸び悩みました。牽引役はアドバンテストで、一時5005円(18%)高まで買われ、前引け時点では1銘柄だけで指数を約1142円押し上げています。東京エレクトロンは8%高、ソフトバンクグループは一時700円(15%)高のストップ高、キオクシアホールディングスもストップ高を付け、市場全体のストップ高は33銘柄に達しました。業種別では非鉄金属と電気機器が上位に並びましたが、33業種のうち値上がりは15業種、値下がりは18業種と、上昇したのは半数に届いていません。

 

今晩の米国市場の注目ポイント

30日の米国市場は3指数がそろって反発し、ダウ平均は前日比613ドル92セント(1.19%)高の5万2208ドル06セント、ナスダック総合指数は679.23ポイント(2.78%)高の2万5122.17、S&P500は1.66%高の7437.63で引けました。マイクロソフトの4〜6月期決算でAI向け設備投資が現金を食い潰すという懸念が後退し、買い戻しが半導体株に集中してSOX指数は8%高となっています。

今晩の材料は手薄です。7月のシカゴ購買部協会景気指数とミシガン大学消費者態度指数の確報値、シェブロンの決算くらいで、相場を大きく振らせる日程ではありません。意識しておきたいのは、本日の終値6万4362円02銭が昨夜の大阪の日経平均先物9月限の終値6万3670円を約690円上回った点です。そのうえで来週の日程です。3日にISM製造業景気指数、4日にアドバンスト・マイクロ・デバイセズとキャタピラーの決算、7日に7月の米雇用統計が控えます。反発の起点はマイクロソフト1社の数字でした。AI設備投資の広がりをAMDの受注見通しが裏付けるか、雇用統計が米長期金利をどちらに動かすかで、半導体株の戻りの続きが決まります。

【今後の投資戦略】

ストップ高が33銘柄、その一方で値下がりは922銘柄。同じ日の東京市場で起きたことです。日経平均は4.03%上がりましたが、TOPIXの上昇率は1.29%にとどまり、プライム市場で上がった銘柄は全体の4割に届きません。この差を作ったのはアドバンテスト1銘柄で、前引け時点の寄与は約1142円、2494円という上げ幅の半分近くを一社で説明できてしまいます。東京エレクトロンとソフトバンクグループを加えれば、指数の上昇はほぼ数銘柄の値動きに還元されます。買われた顔ぶれには共通点があります。マイクロソフトの決算という一次情報でAI投資の継続が確認された領域、つまり半導体製造装置とテスタ、メモリです。裏付けを持たない内需や資源関連は置き去りにされ、33業種のうち18業種が下落しました。10兆円を超える売買代金の大半が、限られた銘柄に流れ込んだということです。

週明けの相場でまず見たいのは、本日買われなかった側の銘柄です。半導体だけが買われる形が続くなら、指数の上昇は薄い足場の上に立つことになり、アドバンテストが一日反落するだけで日経平均は1000円単位で下げます。逆に値上がり銘柄数が1000を超え、上昇業種が20を超えてくるようなら、7月下旬の下げに対する本格的な戻りとみて構いません。目線は6万5000円の回復と定着です。ザラ場では一時6万5000円台に乗せたものの終値では届いておらず、ここを終値で抜けるまでは戻りの途中と考えます。下値は6万3000円が第一、割り込むなら6万2400円までは想定内です。半導体株を買うなら決算が出た銘柄に限り、新規は本日の高値を追わず来週の押し目を待ちます。ポジションは通常の半分。ドル円は植田総裁の会見中に一時160円を割り込む円高となっており、この余韻が週明けに輸出企業へ効いてくる点と、7日の雇用統計をまたぐ建玉は特に軽くしてください。

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