CLOSING BELL ・ 2026.08.24
商い3カ月半ぶり8兆円割れ、日経488円安もTOPIXは続伸
日経平均の概況
3 POINTS
まず、ここだけ押さえる
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日経平均は488円27銭安の6万5528円09銭と続落。アドバンテストとソフトバンクGの2銘柄で約563円分を押し下げました。
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TOPIXは6.00ポイント高の4073.29と3日続伸、値上がりは843銘柄で全体の過半を占めました。
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売買代金は7兆636億円と5月1日以来の低さ。26日のエヌビディア決算までは動かさない場面です。
数字だけを、先に確認
KEY LEVELS
判断に使う水準
この記事の目次
01
市場の総括
24日の東京株式市場で日経平均株価は、前週末比488円27銭(0.74%)安の6万5528円09銭と続落しました。一方でTOPIXは6.00ポイント高の4073.29と3日続伸し、東証グロース市場250指数も2.90ポイント高の771.37と反発しています。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり843、値下がり662、変わらず51でした。出来高は18億8234万株、売買代金は7兆636億円にとどまり、5月1日の7兆6841億円以来3カ月半ぶりに8兆円を割り込んでいます。10年物国債の利回りは2.860%と、前週末から0.008%上がりました。
下げをつくったのは指数寄与の大きい一部の銘柄です。アドバンテストが3.90%安の3万4500円、ソフトバンクグループが5.33%安の4975円と下げ、この2銘柄だけで日経平均を約563円押し下げました。キオクシアホールディングスも6.24%安の5万930円、フジクラは5.00%安の5016円です。26日のエヌビディア決算を前に、AI関連の持ち高を軽くする動きです。韓国のKOSPIが3.12%安と崩れたことも重しになりました。業種別では33業種のうち20業種が上昇し、リクルートホールディングスのサービス業、大林組の建設業、任天堂のその他製品が買われました。下げたのは13業種で、INPEXなどの鉱業、メルカリを含む情報通信、保険、水産農林が並んでいます。押し上げ側には東京エレクトロンが1.58%高の5万5150円で入り、同じ半導体でも買われ方は割れました。為替は1ドル=159円15銭と、前週末の158円82銭から33銭の円安です。
02
今晩の米国市場の注目ポイント
前週末21日の米国市場は、ダウ工業株30種平均が0.98%高の5万3277ドル01セント、S&P500種株価指数が0.43%高の7674.37、ナスダック総合指数が0.43%高の2万6180.45とそろって上げました。8月の総合購買担当者景気指数(PMI)が2022年以来の高い水準となったことが支えでしたが、SOX指数だけは0.51%安の1万1740.37と取り残されています。
今晩の米国は地区連銀の景況指数が出る程度で、指標に乏しい日です。時間外のS&P500先物は7680.50と7.25ポイント安、ナスダック100先物は2万9269.75と90.50ポイント安、日経平均先物も6万5690円近辺で小動きです。26日に米個人消費支出(PCE)価格指数と4〜6月期国内総生産(GDP)の改定値が出て、同じ日にエヌビディアが決算を発表します。27日から29日はジャクソンホール会合で、ウォーシュFRB議長が就任後はじめて講演します。米10年物国債の利回りは21日に一時4.7399%まで上がっており、PCEが強ければ4.75%台を試す位置です。金利が上がる形で通過すれば、ハイテク株には向かい風です。
03
今後の投資戦略
売買代金7兆636億円という数字は、5月1日以来の低さです。指数が488円下げた日にここまで商いが細ったというのは、売り手が攻めた結果ではなく、売り手も買い手も手を止めた結果です。プライムの値上がりは843銘柄と過半を占め、業種別でも20業種が上昇していますから、市場全体が売られたわけではありません。下げの中身はアドバンテストとソフトバンクグループの2銘柄で約563円分あり、日経平均の下げ幅488円27銭を上回ります。つまり本日の指数は、大多数の銘柄の値動きを映していません。TOPIXが3日続伸し、グロース250まで反発したことがその裏づけです。エヌビディアの決算とジャクソンホールを前にAI関連だけが持ち高調整の対象になり、それ以外には資金が残った。これが本日の需給の姿です。
気をつけたいのは、商いが細ったまま週後半を迎えることです。売買代金が7兆円台にとどまる相場では、値がさ株の売買がそのまま指数に出ます。26日のエヌビディアの決算が市場の期待に届かなければ、本日約563円分を押し下げた2銘柄がもう一段売られ、TOPIXの続伸では支えきれません。逆にPCEが落ち着いて米10年物国債の利回りが4.7%を割り込めば、AI関連には買い戻しが入ります。当面は本日終値6万5528円09銭を挟んだ上下500円を作業の範囲とみています。21日夕方に挙げた6万5724円はすでに割り込みましたので、次の節目は19日終値の6万5326円42銭です。ここを日中に割るようなら内需側にも売りが及んだということですから、その日のうちに建玉を軽くします。私が明日いちばんに確かめるのは株価ではなく売買代金で、前場だけで3兆5000億円に届かないようなら、値がさ半導体の売り買いは27日朝の決算を読んでからにします。
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売買代金7兆636億円という数字は、5月1日以来の低さです。
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気をつけたいのは、商いが細ったまま週後半を迎えることです。
本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
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